低予算でも意外と使える
無料版「Skype」でどこまでできるか徹底検証 「Skype for Business」は必要?(1/2 ページ)
実際の業務にフル機能の「Skype for Business」は必要なのか。無料版の「Skype」でどこまで代替可能なのか。本稿で検証する。
2003年にフリーミアム(基本無料)ビデオチャットアプリケーションとして登場した「Skype」は、今や多くの人に広く浸透している。2011年の米Microsoftによる買収後はさまざまな変更が追加され、その是非については意見が分かれるものの、ほとんど誰も予想していなかった進化を遂げた。現在のSkypeは、単に外国の親類とビデオチャットするためのプラットフォームではない。多様なビジネス環境に対応可能な強力な機能も備えている。だが、実際の業務にフル機能の「Skype for Business」が必要だろうか? 本稿を読んで検討してほしい。
併せて読みたいお薦め記事
「Skype for Business」でビジネスが変わる
「Skype for Business」とは何か
Skype for Businessの価格設定
Skype for Businessには、一般ユーザーを対象とした通常版のSkypeの機能に加え、ビデオ会議、デスクトップ共有、会議の録音・録画機能など、信頼性の高い機能群が用意されている。機能の限定された基本プランは1ユーザー当たり月額2ドル(220円)。中間レベルのプランは利用できる機能が増えて月額5.50ドル(600円)。この2つのスタンドアロンプランには年間契約が必須となる。3つ目の「Skype for Business Server 2015」と呼ばれるプランはこれらより高額で、豊富なエンタープライズVoIP機能が提供される。このプランには追加ライセンスの購入とMicrosoft認定パートナーとの契約が必要であり、パートナーおよび契約内容によって価格は異なる。
この3種類のプランに共通する問題の1つは、現時点では自前で電話番号を用意する必要があることだ。私用回線を業務用に使わないで済む方法を探している場合には条件に合わない。また、中堅・中小企業にはどのプランもやや高機能過ぎるかもしれない。そのような場合は、不要なサービスは契約せず、ニーズに応じた使い方でSkypeを導入することが可能だ。
低予算でのSkype活用
予算の限られる個人事業主や中堅・中小企業では、無料版のSkypeの基本機能を業務用途に活用するとよい。私用回線の使用を回避したい場合は、第2電話番号を有料で取得することも可能だ。
まず、一般ユーザー用の無料版Skypeをデスクトップ、ノートPC、モバイル端末などにダウロードしてインストールする。Skype番号は3カ月18ドルまたは年額60ドル(月額300円、3カ月855円、年額2400円)で1件取得でき、固定電話や携帯電話からの着信を受けられる。この番号への着信は全てSkype経由で受信する。
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