Microsoft、Citrix、VMware 仮想デスクトップの画面転送プロトコルに違いは?安定性をとるか、性能をとるか(1/2 ページ)

Citrix Systems、VMware、Microsoftはいずれも自社のVDI製品に画面転送プロトコルを提供する。どのような違いがあるのだろうか。

2018年08月10日 05時00分 公開
[Tom HowarthTechTarget]
画像 各プロトコルの特徴を把握する

 VDIを導入する企業の大半は、Citrix Systemsの「Independent Computing Architecture」(ICA)や「HDX」、Microsoftの「リモートデスクトッププロトコル」(RDP)や「RemoteFX」、VMwareの「Blast Extreme」、Teradiciの「PCoIP」のいずれかを使用している。当然だが、それ以外のオプションも市場にはある。

Microsoft RDP

 Microsoft RDPは、あらゆる場所から「Windows」のサーバとデスクトップにアクセスできるようにするプロトコルだ。これは、仮想デスクトップの使いやすさを重視した機能豊富なプロトコルとして開発されている。その特徴は以下の通りだ。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news061.png

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...