AI初心者でも大丈夫
導入から運用までを一括サポートで効率化 Dell EMCのデータ分析環境
Dell EMCが2018年12月4日に提供開始した「Dell EMC Ready Solutions for AI」は、構築済み分析環境などの包括的支援により、企業のAI技術活用を推進する。
デルとEMCジャパン(以下Dell EMC)は2018年12月4日、企業のAI(人工知能)技術活用を支援する製品/サービス群「Dell EMC Ready Solutions for AI」を提供開始した。データ分析に必要なツール群をインストール済みのアプライアンスと、製品の導入やAI技術の活用に関するコンサルティングによって、AI技術の活用環境を構築しやすくした。
構築済みの分析環境をアプライアンスとして提供
アプライアンスは「Deep Learning with NVIDIA」と「Machine Learning with Hadoop」の2種類。機械学習やデータ分析用のライブラリ、フレームワーク(機能を使うためのツールや仕組み一式)を複数種そろえ、目的や対象データに応じて手法を選択できるようにした。製品や環境の選定、導入を効率化し、分析者が素早く分析業務に着手できるようにする。
Deep Learning with NVIDIA(写真1)はディープラーニング(深層学習)用の製品で、オープンソースのディープラーニングフレームワークを導入済みだ。Webアプリケーション「Data Scientist Portal」では、分析者がGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)によって具体的な処理手順を指定し、ダッシュボードで結果を確認できる。
Machine Learning with Hadoop(写真2)は、大規模データ処理フレームワーク「Apache Hadoop」の稼働環境を搭載する。分析者はデータ分析フレームワーク「Apache Spark」やPythonなどのツールを駆使して、目的に沿った分析作業を実行できる。
コンサルティングや人材育成で分析環境構築を迅速化
デルとDell EMCは製品導入のハードルを下げるべく、専門家によるアドバイスや導入支援の有償サービスを用意する。具体的には、AI関連ツール群の使い方や設定支援を含むアドバイザリーサービス、実データを基にした分析モデル構築作業などがある。分析環境の導入時に生じる疑問を解決し、環境構築のスピードアップを後押しする。
分析者自体が不在という企業に向けて、データサイエンティスト育成プログラムを有償提供する。カリキュラムは2回のOJT(職場内訓練)プロジェクトを含み、受講者が最短6カ月で分析業務を遂行できるレベルになることを目指した。「AI技術に興味はあるが、何から手を付ければいいか分からない」という成熟度の低い企業にも間口を広げ、より多くの企業に対してAI技術の活用を推進する。
Deep Learning with NVIDIAは5561万円から、Machine Learning with Hadoopは2493万円から(いずれも税別)、Dell EMCのパートナー企業が提供する。
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