セカンダリーストレージが、データ保護の重要な要素になる可能性がある。本格的に導入する前に、使い勝手、処理速度、スケーラビリティ、コストなどを分析しておきたい。
データバックアップを検討する際、ポイントになるのは重要なワークロードのバックアップだ。ここでいう重要なワークロードとは、プライマリーストレージで保持し、復旧する必要性がある重要なデータを指す。バックアップデータの中には、時間が経過しても変わらないものや、アーカイブされていくものがある。こうしたデータは重要なワークロードの基準には当てはまらない。
重要ではないデータは、プライマリーストレージではなくセカンダリーストレージに保存すべきだ。セカンダリーストレージは、データ保護とアーカイブの機能を持った不揮発性メモリのようなデバイスだ。セカンダリーストレージのデバイスをもう少し詳しく定義すると、データ転送速度がある程度高速でコスト効率が良く、復旧やアーカイブの必要性があるかどうかがはっきりしないデータのバックアップに用いるデバイスだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
Omnicomが Interpublic Groupを買収 世界最大級の広告会社が誕生へ
OmnicomがInterpublic Group(IPG)を買収する。これにより、世界最大の広告会社が誕生し...
インテントデータ×キーエンス出身者のノウハウで実現 ABMを先に進める最先端の営業手法とは?
ユーソナーとGrand Centralは提携し、営業売り上げ拡大のためのBPOパッケージを提供開始...
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2024年12月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...