フラッシュストレージの導入効果を引き出せるかどうかの鍵は、バックアップやアーカイブ用の「セカンダリーストレージシステム」が握っているという。それはどういうことなのか。
半導体メモリを使ったストレージ「フラッシュストレージ」の読み書き速度が上がる一方、価格は下がり続けている。サーバが頻繁にアクセスするデータを格納したストレージシステム「プライマリーストレージシステム」を構成するストレージとして、従来のHDDよりもフラッシュストレージを活用したいというニーズが高まっているのは、周知の事実だ。フラッシュストレージへ移行すれば、ビジネスアプリケーションがまるで魔法のように高速に動作する可能性がある。
データセンター向けの最新プライマリーストレージシステムは、キャッシュ用に大容量のフラッシュメモリを搭載するか、大掛かりなフラッシュストレージを追加するか、全ての容量をフラッシュメモリでまかなう「オールフラッシュストレージシステム」にするかのいずれかを採用するようになっている。かつて話題になったメモリセルの摩耗については、ほぼ忘れ去られている。
ストレージシステムの設計でも、新たな試みが幾つかなされている。サーバのPCI Express(PCIe)スロットに直結するフラッシュストレージ「PCIeフラッシュカード」を採用した、低コストの「サーバサイドフラッシュ」を有効活用するDatriumなどがその例だ。オールフラッシュストレージシステムではないにせよ、何らかの種類のフラッシュストレージシステム(フラッシュストレージを用いたストレージシステム)に資金を投じれば、有益なIT投資になるのは明らかだ。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...