オールフラッシュアレイではHDDベースのアレイを大きく上回るパフォーマンスを実現できる。重複排除と圧縮機能を使えば、一部のアプリケーションでは、GB当たりのコストをHDDベースのアレイに近づけることさえ可能だ。
ただし、オールフラッシュアレイが全てのストレージのニーズに最適なわけではない。ファイルサービスと印刷サービスしか実行していない中小企業がオールフラッシュアレイを購入するのは、スーパーで買い物をするためだけにスポーツカーを購入するようなものだ。
最大の費用対効果を得るには、どのアプリケーションでオールフラッシュアレイの速度と性能が必要なのかを特定しなければならない。それから、新たにストレージサイロを構築するつもりなのか、オールフラッシュアレイを既存のインフラと統合するつもりなのかを決める必要もある。それから、既存のストレージと同じベンダーからオールフラッシュアレイを購入したい場合もあるだろう。
また、全体的な予算を決める必要もある。ハイブリッドシナリオを検討し、継続的なメンテナンスコストや製品保証に関連するコストも把握するよう努めなければならない。
オールフラッシュアレイの高速度(GBps)、低遅延(サブミリ秒の応答時間)、高IOPS(1秒当たりのI/O)、ランダムシーク機能から恩恵を得られるアプリケーションは多い。これには、リアルタイムアプリケーション、ビデオストリーミング、仮想デスクトップインフラ(VDI)、データベース、ビッグデータアプリケーション、検索エンジンなどが含まれる。ただし、上述のアプリケーション全てが同じニーズを持っているわけではない。例えば、VDIでは高いIOPSを必要とする傾向がある。一方、ビデオストリーミングではギガビットストリームを複数維持できなければならない。それから、検索エンジンではランダムシーク回数が少ないことが求められる。
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...
正月三が日のテレビ視聴は過去10年間で最高値――ビデオリサーチ調査
正月三が日の総世帯視聴率(HUT)は過去10年で最高値となり、年末年始のテレビ視聴は例年...
KOLやKOCによる口コミを創出するために必要なこと
中国向けにマーケティングを行う上で重要なのが口コミである。口コミには友人・知人間で...