2017年05月02日 15時00分 公開
特集/連載

IT担当者が見落としてはいけないオールフラッシュアレイ5つの選定ポイントオーバースペックは避けたい(1/2 ページ)

オールフラッシュアレイを購入する前には、費用対効果を最大限に発揮するためにも具体的な導入計画が必要だ。事前に確認すべき5つの質問について解説する。

[Logan G. HarbaughTechTarget]

 オールフラッシュアレイではHDDベースのアレイを大きく上回るパフォーマンスを実現できる。重複排除と圧縮機能を使えば、一部のアプリケーションでは、GB当たりのコストをHDDベースのアレイに近づけることさえ可能だ。

 ただし、オールフラッシュアレイが全てのストレージのニーズに最適なわけではない。ファイルサービスと印刷サービスしか実行していない中小企業がオールフラッシュアレイを購入するのは、スーパーで買い物をするためだけにスポーツカーを購入するようなものだ。

 最大の費用対効果を得るには、どのアプリケーションでオールフラッシュアレイの速度と性能が必要なのかを特定しなければならない。それから、新たにストレージサイロを構築するつもりなのか、オールフラッシュアレイを既存のインフラと統合するつもりなのかを決める必要もある。それから、既存のストレージと同じベンダーからオールフラッシュアレイを購入したい場合もあるだろう。

 また、全体的な予算を決める必要もある。ハイブリッドシナリオを検討し、継続的なメンテナンスコストや製品保証に関連するコストも把握するよう努めなければならない。

どのアプリを高速化する必要があるのか

 オールフラッシュアレイの高速度(GBps)、低遅延(サブミリ秒の応答時間)、高IOPS(1秒当たりのI/O)、ランダムシーク機能から恩恵を得られるアプリケーションは多い。これには、リアルタイムアプリケーション、ビデオストリーミング、仮想デスクトップインフラ(VDI)、データベース、ビッグデータアプリケーション、検索エンジンなどが含まれる。ただし、上述のアプリケーション全てが同じニーズを持っているわけではない。例えば、VDIでは高いIOPSを必要とする傾向がある。一方、ビデオストリーミングではギガビットストリームを複数維持できなければならない。それから、検索エンジンではランダムシーク回数が少ないことが求められる。

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