医療機関のデータ消失リスクを減らす「クラウドバックアップサービス」とは医療データ保管の新しい選択肢「クラウドバックアップ」【前編】

クラウドのストレージにデータをバックアップする「クラウドバックアップサービス」は、医療機関にどのようなメリットをもたらすのか。簡潔に説明する。

2019年05月30日 05時00分 公開
[上田 奈々絵TechTargetジャパン]

写真 AOSデータ代表取締役社長 春山 洋氏

 医療データのバックアップ手段として、パブリッククラウドのストレージにデータを転送してバックアップを取る「クラウドバックアップサービス」がある。「医療業界においても、データを的確に保護する方法としてクラウドバックアップサービスは検討に値する選択肢となる」と、AOSデータの代表取締役社長、春山 洋氏は話す。同社は医療業界を含むさまざまな業界向けにバックアップやデータ復旧製品を提供している。

 春山氏の話を基に、クラウドバックアップサービスの強みや弱みについて、前後編にわたって解説する。

ハード故障の心配から解放するクラウドバックアップサービス

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