企業ネットワークの次世代技術として期待を集める「400ギガビットイーサネット」。導入の準備ができている企業は多くないが、その必要性は確実に高まっている。
インターネットや企業のデータセンターを流れるトラフィックは急増しており、その勢いが鈍る兆しはない。100ギガビットイーサネット(GbE)が登場して間もないが、既にさまざまなアプリケーションが、100GbEよりも高速なデータ伝送を可能とするイーサネット技術を必要としている。
イーサネットの次世代技術に位置付けられるのは400GbEだ。業界関係者は、400GbEのネットワークスイッチを最初に導入するのは大手パブリッククラウドベンダーになるだろうと予測している。クラウドベンダーが、保有するサーバのイーサネット接続をアップグレードすれば、それに合わせて大量のデータ伝送ができるように、企業のデータセンターにおけるイーサネット接続をアップグレードする必要がある。
パブリッククラウドベンダーは、クラウドサービス用のデータセンターを地理的に分散させて運用することで、バックアップやフェイルオーバー(稼働系から待機系への切り替え)機能を提供している。クラウドベンダーが保有するデータセンターのトラフィックはクラウドサービスの利用が広がるに連れて増大し、それに合わせてクラウドベンダーが持つデータセンター間のトラフィックも増えるだろう。そのため、クラウドベンダーはデータセンター間を接続するネットワークをアップグレードする必要がなる。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...