2022年11月02日 05時00分 公開
特集/連載

無料で「グーグル技術者の内製化ノウハウ」が身に付くワークショップとは?クラウドニュースフラッシュ

GCPを用いたシステム内製化スキルを身に付けるためのワークショップ「Google Cloud Tech Acceleration Program」の提供開始や、清水建設の「OCI」導入事例など、クラウドに関するニュースを3つ紹介する。

[上田 奈々絵TechTargetジャパン]

 クラウドサービスを利用したアプリケーションの内製化は、業務課題の解決に向けたシステム開発の迅速化につながる。グーグル・クラウド・ジャパンの内製化支援サービス、清水建設や古河電気工業のクラウドサービス導入事例など、クラウドの主要なニュースを紹介する。

内製化スキルを無料で習得 グーグル・クラウド・ジャパンの新ワークショップとは?

 数日間のワークショップ「Google Cloud Tech Acceleration Program」(TAP)は、ユーザー企業がGoogleのクラウドサービス群「Google Cloud Platform」(GCP)を利用したシステムの内製化スキルを習得することを目的とする。新システムの試作版をエンジニアと共同で開発するコースと、既存システムをGCPに適した構造に再設計するコースを用意する。グーグル・クラウド・ジャパンはTAPの特徴として、同社エンジニアが持つ内製化のための開発ノウハウを提供できる点や、実際のシステム開発を通じた内製化プロセスの体験が可能な点を挙げる。同社六本木オフィスに設けた専用スペースの他、ユーザー企業のオフィスなどから選択可能だ。TAPの利用料金は無料で、別途GCPの各サービスの利用料金がかかる。(発表:グーグル・クラウド・ジャパン<2022年9月27日>)

清水建設が建設作業の関係者間連絡をITで効率化 「OCI」でスピード開発

 清水建設は建設作業の情報共有や労働災害の防止のために、協力会社と共に月次の特別安全衛生協議会を実施している。従来、協議会は出欠確認や情報伝達にFAX(ファクシミリ)を利用しており、同社や協力会社の担当者にとって紙の保管が負担となっていた。効率化のために同社は、Oracleのクラウドサービス群「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)を利用し、協議会の出欠確認や関連情報の管理をIT化するアプリケーションを開発した。利用したOCIサービスは、データウェアハウス(DWH)サービス「Oracle Autonomous Data Warehouse」、データ分析サービス「Oracle Analytics Cloud」などだ。Autonomous Data Warehouseでは自律化機能でデータベース運用負荷を軽減できる点、Analytics Cloudではデータを直感的に可視化できる点を評価した。これらに加えて、ノーコード/ローコード開発ツール「Oracle APEX」(Oracle Application Express)などのOCIサービスを利用することで、アプリケーションの開発を1カ月で完了できたという。(発表:日本オラクル<2022年9月26日>)

「AWS」で製品画像を一元管理 古河電気工業がデータ活用アプリを開発

 光ファイバーや電線の製造を手掛ける古河電気工業は、製品の画像データを利用して工場の品質検査を効率化する取り組みを進めている。画像データの活用に当たり、複数のストレージサービスやオンプレミスのストレージに画像データが散在していることや、各画像データの格納場所を把握しづらいことが課題となっていた。そこでAmazon Web Services (AWS)の同名クラウドサービス群を利用した、画像管理Webアプリケーションの開発を決定した。同アプリケーションは、散在していた画像データをAWSのストレージサービス「Amazon Simple Storage Service」に格納し、確認が必要な画像を一覧で表示する仕組みだ。AWSの採用に当たっては、画像データを安全かつ安定的に一元管理する上で、必要な機能やサービスを網羅的にそろえている点を評価した。ユーザー認証には認証サービスの「Amazon Cognito」を、画像処理にイベント駆動型サービスの「AWS Lambda」などのAWSサービスを利用している。ナレッジコミュニケーションが開発を担当した。(発表:ナレッジコミュニケーション<2022年9月27日>)

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