「Microsoft 365」「Microsoft Azure」といったMicrosoftのクラウドサービスが一時的に利用できなくなった2023年1月、同社は1万人規模の人員削減計画を明らかにした。この計画の狙いとは。
ユニファイドコミュニケーション(UC)システム「Microsoft Teams」など、Microsoftのサブスクリプションオフィススイート「Microsoft 365」のクラウドサービス群が2023年1月、一時的に利用できなくなった。同社のクラウドサービス群「Microsoft Azure」にも影響が及んだ。
世界規模で発生した、Microsoftのクラウドサービス障害。同じ時期に同社では、大掛かりな人員削減計画が進んでいた。
今回の障害が発生した約1週間前、MicrosoftのCEOサティア・ナデラ氏は、同社の従業員宛てにメッセージを発信。同社が1万人の人員削減を計画していることを明らかにした。
ナデラ氏はこのメッセージの中で「私たちは今、大きな変化の時を生きている」と指摘。景気後退や人工知能(AI)技術の普及といった状況を踏まえて「将来的な成長の機会に投資しつつ、継続的に結果を出し続けなければならない」と説明した。
ユーザー企業のイノベーションを支援するためには「当社を構成する全員が、競合他社よりも優れた成果を発揮しなければならない」とナデラ氏は強調する。「これを成し遂げることで、私たちは強くなり、将来にわたって繁栄できる」(同氏)
米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...