「頑丈ノートPC」の概要と主要製品6選【第5回】
頑丈ノートPC「Durabook」のすごさとは? 米軍お墨付きのスペック
「Durabook」は、軍事基地や製造現場など過酷な環境下で使用可能な「頑丈ノートPC」だ。どのような設計を採用しているのか。その特徴やスペックを紹介する。
PCベンダーは、落下したり乱暴な扱いを受けたりしても簡単に壊れないような高耐久性の設計を採用したノートPCとして「頑丈ノートPC」を販売している。本稿は、台湾のPCベンダーTwinhead Internationalが提供する、頑丈ノートPCに特化したブランド「Durabook」の特徴とスペックを紹介する。
米軍お墨付き、頑丈ノートPC「Durabook」のスペック
併せて読みたいお薦め記事
連載:「頑丈ノートPC」の概要と主要製品6選
- 第1回:全然壊れない「頑丈ノートPC」が存在する理由 なぜ普通は“きゃしゃ”なのか?
- 第2回:壊れにくさを追求した「頑丈ノートPC」なら“見るべきスペック”はこれだ
- 第3回:“壊れないPC”の元祖「TOUGHBOOK」の気になるスペックはこれだ
- 第4回:Dellの高耐久PC「Latitude Rugged」は頑丈なだけじゃない そのスペックは?
「ノートPC」の最新動向
Twinhead Internationalの米国法人Durabook Americasの前身はGammaTech Computerで、同社は1980年代後半に米軍関連のビジネスに注力していた。近年は事業の幅を広げ、軍事や公共安全、石油・ガスなどの分野に焦点を当てている。2000年に軍用規準の頑丈ノートPCの製造を開始し、2002年にDurabookのブランド名を採用した。Durabookの頑丈ノートPCは、軍事用途をはじめとする特殊な用途に重点を置いており、豊富な接続ポートや周辺機器との組み合わせが可能だ。
- 規格
- 米国防総省が制定するMIL規格「MIL-STD-810」適合
- OS
- 「Windows 10」もしくは「Windows 11 Pro」
- 「Linux」の一部のディストリビューションも利用可
- CPU(中央処理装置)
- Durabook S15
- 「Intel Core i5-1235U」「Intel Core i7-1255U」を搭載
- Durabook Z14I
- 「Intel Core i5-1135G7」「Intel Core i5-1145G7」「Intel Core i7-1165G7」「Intel Core i7-1185G7」を搭載
- Durabook 11U
- 「Intel Core i5-1230U」「Intel Core i7-1250U」を搭載
- Durabook S15
- GPU(グラフィックス処理装置)
- Durabook S15
- 「Intel Iris Xe Graphics」を搭載。オプションで「NVIDIA Quadro T1000」が利用可能
- Durabook Z14I
- 「Intel Iris Xe Graphics」を搭載。オプションで「NVIDIA GeForce GTX 1050」が利用可能
- Durabook 11U
- 「Intel Iris Xe Graphics」を搭載
- Durabook S15
- バッテリー駆動時間
- 6時間~8時間
- ホットスワップ(PCの再起動を必要としないで、PCに新しいデバイスを接続する機能)可能なセカンドバッテリーをオプションで提供
- メモリ
- メモリモジュール規格「SO-DIMM」(スモールアウトラインデュアルインラインメモリモジュール)のメモリスロットを2つ搭載。Durabook S15とDurabook Z14Iは8GB~64GB、Durabook 11Uは8GB~32GB
- SSD
- 最大2TB
- ストレージインタフェース規格「NVMe」(Non-Volatile Memory Express)で接続するSSDを2台まで追加可能
- ディスプレイサイズと解像度
- 8型(HDディスプレイ)から15.6型(フルHD)まで
- ネットワーク接続
- 有償オプションで「4G」(第4世代移動通信システム)や「5G」(第5世代移動通信システム)、「LTE」(Long Term Evolution)が利用可能
- 「パススルー」(ケーブルテレビで受信した電波をそのまま伝送する方式)方式のアンテナなどのオプションを用意
- その他オプション機能
- GPS(全地球測位システム)機能
- 顔認証機能の「Windows Hello」
- オプション有り
- 周辺機器の接続規格
- USB 3.2 Type-A
- Thunderbolt 4 USB-C
- microSDカードスロット
- オーディオ用ミニジャック
- LANコネクター(RJ-45)
- HDMI
- VGA(アナログRGB)
- RS-232(シリアルポート)
- 接続可能な周辺機器
- 指紋リーダー
- スマートカードリーダー
- 汎用(はんよう)インタフェース規格「PCI express 2.0」(PCIe 2.0)拡張スロット
- RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)拡張エンクロージャー
第6回は、Getac Technologyの頑丈ノートPCのスペックを解説する。
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
SNS認証や多要素認証も数分で実装、IDaaS基盤でデジタルビジネスはどう変わる? -
製品レビュー
「電子帳簿保存法対応」実践術:タイムスタンプ付与などの要件の手軽な実現方法 -
事例
「大企業のデジタル化」成功事例集【コクヨ、九州電力、ヨネックスなど21社】 -
製品資料
“顧客管理の課題”を簡単に解決する方法とは? -
製品資料
契約管理の“あるある課題”をノーコード開発で解決するためのポイント
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
2
Oracle巨大ITプロジェクトはなぜつまずいたのか 8年で導入1割、追加で170億ドル
-
3
Microsoft製品でここまで自動化できる 情シスがやめられる手作業10選
-
4
「技術屋」で終わらないために 情シスが今取るべき認定資格5選
-
5
Synologyがエンタープライズ向けユニファイドストレージを投入 その実力は
-
6
脱VMwareの最適解 NTTデータと日立製作所が示す国産仮想化基盤
-
7
継続利用は4割どまり M365 Copilotが「効く業務」と期待外れの境界
-
8
「VMwareのコスト」に悩んでいるユーザー企業に送る、VMwareを残す・捨てる基準
-
9
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
-
10
IBM iのブラックボックス化を打破 資産継承と進化を実現する「IBM Bob」の実力
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
AIエージェントで多様な日常業務を効率化するための入門ガイド
-
2
AIが「わざわざ使うツール」になっていない? 業務で自然に使う導線にする秘訣
-
3
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
4
5回聞くだけじゃ足りない? トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践方法
-
5
「脱Excel」か「Excel快適化」か? 現場にやさしい業務改善の進め方
-
6
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
7
「結局、一部の人しか使わない」 AI活用が業務に定着しない根本的な理由
-
8
AIエージェントで成果は出る? 調査結果に見る費用対効果の実態
-
9
PostgreSQLの「機能」「性能」「運用」「拡張性」に関する悩みの解消法
-
10
ゼロトラストにおける「IDaaSの課題」と補完すべき重要機能とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー