乱暴に扱われても壊れにくい「頑丈ノートPC」が存在する。なぜベンダーは全てのデバイスを頑丈に作らないのか。頑丈ノートPCが使われるのは、どのような用途なのか。
衝撃を受けても動き続ける(It takes a licking and keeps on ticking)――。これは米国の腕時計メーカーTimex.comの有名なキャッチコピーだ。このうたい文句に適する“頑丈な製品”は、ノートPCやタブレットといったデバイスの市場にも存在する。ここではそうした製品を「頑丈ノートPC」と言っておこう。頑丈ノートPCは落下したり乱暴な扱いを受けたりしても簡単に壊れないような設計を採用している。一方で、「なぜ全てのデバイスが頑丈ではないのか」という疑問が浮かんでくる。
単純な事実として、ノートPCやタブレットを頑丈にするには一般的なデバイスよりも設計と生産にコストがかかる。頑丈ノートPCの販売価格は一般的なデバイスと比較しておよそ1.5倍高くなる傾向にあるため、消費者も本当に必要でない限りは購入を避ける。通常のデバイスが頑丈な仕様にはなっていないのはそのためだ。
頑丈デバイスはもともと、戦場など過酷な環境下での使用を想定したものだった。近年は、宅配便のドライバーや電力会社の技術者が頑丈ノートPCを使用する場面をよく目にする。以下は、頑丈ノートPCの活用が盛んな分野だ。
第2回は、頑丈PCの選定時に考慮したいポイントを解説する。
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