企業における働き方にさまざまな変化がある中で、業務の必需品となった「ノートPC」に求められる機能や、管理方法にも変化がある。企業が重宝する可能性のあるノートPCの一例を紹介する。
2020年に新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミック（世界的大流行）が発生してから、約3年がたった2023年。パンデミックが収束に向かう中で、企業における働き方は変わりつつある。企業はそうした変化に合わせて、どのようなPCを選ぶべきなのか。
考慮すべき点の一つになるのは、IT資産管理だ。従業員がさまざまな働き方をする上で必要不可欠な存在である「ノートPC」も、IT資産に含まれる。
Intelの「Intel vPro」やAMD（Advanced Micro Devices）の「AMD PRO」は、セキュリティと運用管理を重視した技術・機能群だ。これらを搭載したノートPCは、さまざまなIT管理ツールと連携する。IT管理者が組織内のノートPCを追跡し、管理するのに役立つ。従業員がノートPCの電源をオフにしているときでも、IT管理者はそのノートPCの管理に必要な操作を遠隔から実施できる。
従業員用の適切なノートPCに投資することは、「組織の成功に不可欠な従業員に投資すること」と言っていい。オフィス勤務とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークにおいて、従業員が成果を出すには同僚や社外の関係者との連携に積極的に取り組むことが重要になる。ノートPCはそのためのツールだ。
ノートPCのような従業員がほぼ毎日使うツールは、注意深く選ぶことが重要だ。これはクラウドベンダーやネットワーク事業者を選定するのが重要なのと変わらない。
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