一般的には数年置きに必要になるPCの交換。コストや手間を考慮すると、できるだけPCを長く使えるのが良い選択になることがある。PC延命のこつを紹介する。
購入コストや交換の手間を考慮すると、PCをできるだけ長く、安全に使うのに越したことはない。PCの寿命を延ばし、長く使い続けるための方法を紹介する。
PCに搭載するコンポーネント(ハードウェア)を個々に新調することで、PCの購入から廃棄までのライフサイクルを延ばせる可能性がある。例えばメモリやストレージを入れ替えることは、PCを延命するための有効な手段になる。メモリやストレージの容量を増設すれば、PC操作時の動作がより速くなる可能性もある。
CPUやメモリ、ストレージは、操作時の応答速度といったPCのパフォーマンスに影響する。パフォーマンスが問題でPC交換の必要性を感じるのであれば、こうした各ハードウェアを個々に入れ替えることがPC延命策になる。各ハードウェアの使用状況を確認することで、PCのパフォーマンスに余裕があるのかどうかを判断しよう。
PC故障を引き起こす原因の一つになるのが、ハードウェアが高温になることだ。専用のソフトウェアや、温度センサーを使ってハードウェアの温度を監視することで、高温による故障を防ぎやすくなる。
ストレージや電源といったハードウェアに致命的な故障が発生すると、PC内の他のコンポーネントを損傷する可能性がある。故障の兆候がある場合は、影響が広範に及ぶ前に交換した方がよい。PC全体を交換するよりも、各ハードウェアを個々に交換する方が、通常はコストを抑制できる。
マルウェアはPCに問題を引き起こす原因になるため、注意が要る。マルウェア対策ソフトウェアを使うことでPCを脅威から保護し、リスクを軽減できる。PCの寿命を延ばすのであれば、マルウェア対策ソフトウェアの導入が欠かせない。この対策は、業務停止や、データ損失のリスクを軽減することに有効だ。
第4回は、不要になったPCを処分する方法を紹介する。
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