PCをどれだけ丁寧にメンテナンスして使っても、いずれ寿命はやってくる。PCが不要になった場合、企業はどのような処分方法を選択すればいいのか。4つの選択肢を紹介する。
PCが古くなって利用できなくなった場合、リサイクルをするとよい。各国におけるリサイクルの制度に従って、PCを回収してもらおう(注)。
※注:日本では「資源の有効な利用の促進に関する法律」があり、PCの回収とリサイクルがPCベンダーの義務となっている。
古いPCがまだ機能するのであれば、中古品として売却可能だ。その場合は、自社の方針として中古品にすることを許容できるのかどうかを確認しよう。中古品にすれば、PCの部品は無駄になることなく再利用される。
学校や図書館、コミュニティーセンターをはじめ、さまざまな組織や団体が古くなったPCを寄付として受け入れている。こうした寄付は、PCを購入できない状況にある人に、PC利用の機会を提供している。
改修を専門とする業者に寄付用のPCを渡して、再利用につなげることも可能だ。業者は、問題のある部品の修理やアップグレード、クリーニングを実施してから、PCを必要としている個人や団体に寄贈するか、安価で販売する。メンテナンスが入るため、古くなったPCをそのまま寄付するよりも、使用できる年数は延びる。
業者に古いPCを寄付することで、まだ使える部品は再利用され、使えない部品は責任を持って処分してもらえる。ただし廃棄とリサイクルを託す業者として、信頼できるのかどうかは調査した方がよい。
どの処分方法を選択するにしても、古いPCのストレージに個人情報を残さないように注意しよう。データを残さないようにする方法としては、データ消去ツールを使用するか、ストレージを物理的に破壊することが有効だ。
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