COVID-19のパンデミックが収束しつつある中で、ビジネスにも変化が見えてきた。企業が考え始めたのは、働き方に適した「ノートPC」を用意することだ。何をポイントにノートPCを選べばいいのか。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が発生した当初、企業は急ごしらえのテレワーク体制を整えた。パンデミックが収束しつつある中で、企業はテレワークだけではなく、オフィス勤務も再び重視するようになってきた。従業員の生産性向上を考えた場合、企業は今後、どのような「ノートPC」を選べばよいのか。
ノートPCを選ぶときは、コンピューティングなどの性能に余裕のあるモデルを検討しよう。性能は生産性に直接影響するからだ。プレゼンテーションファイルや動画ファイルを読み込むのに時間がかかるようなモデルは避けた方がいい。
メールの送信やインターネット接続はメモリのリソースをそれほど消費しないと考えがちだが、メモリについては注意が必要だ。アプリケーションがさまざまな新機能を提供する中で、メモリの消費量が増える可能性を考慮する必要がある。
従業員の仕事の生産性を高めるのであれば、より高速な演算処理が可能なCPUや、より容量の大きいSSDやメモリに投資する方が賢明だ。
重視すべきは性能だけではない。耐久性も重要だ。耐久性を考慮すると、例えばガラス製品メーカーCorningが開発した衝撃に強いガラス「Gorilla Glass」をディスプレイに採用しているビジネスクラスのノートPCが選択肢になる。
業務用として使うのであれば、長期の使用に耐えられるかどうかは重要な検討事項になる。頻繁に持ち運ぶと、オフィスの棚にうっかりぶつけたり、水をこぼしたりといった事態に陥りがちだ。過酷な利用環境でも故障しにくい特性を重視するなら、防水のキーボードを搭載しているノートPCを選ぶのもよい。
次回は、ノートPCを選ぶ際に考慮すべきセキュリティ機能を解説する。
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