フリーの仮想化製品に飛びつく前に知っておくべきことColumn

ヴイエムウェアとマイクロソフトが相次いで無償の仮想化ソフトの提供を始めた。だが、慌てて導入しようとすると、多くの問題を引き起こしかねない。ここでは、無償の仮想化技術の性急な導入に伴う危険性について論じたい。

2006年10月02日 07時00分 公開
[Alessandro Perilli,TechTarget]

 ヴイエムウェアの「VMware Player」(初の無償のデスクトップ仮想化ソリューション)の発表、そしてマイクロソフトによる「Virtual Server」を無償で提供する(これは初の無償のサーバ仮想化ソリューションとなる)という決定で、ITの世界が大きく変化した。これらの出来事は、コンピューティングリソースをめぐる業界の考え方に革命をもたらした。そして、「VMware Server 1.0」および「Microsoft Virtual PC 2004」が無償製品としてリリースされた今、この革命に拍車が掛かろうとしている。

ITmedia マーケティング新着記事

news171.png

2024年のGW予算は横ばい 賃上げよりも物価高と円安の影響が勝る?――インテージ調査
インテージが全国の15歳から79歳の男女を対象に実施したゴールデンウイークに関する調査...

news148.jpg

CNN幹部が語る、メディアビジネスにとってのAIのリスクと機会
生成AIがコンテンツを量産し、真偽の明らかでない情報があふれかえる中、メディアの価値...

news016.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2024年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。