2011年03月01日 09時00分 UPDATE
特集/連載

Windows、Androidは企業利用でiPadに追い付けるか Part2焦燥のMicrosoftが繰り出すiPad対抗戦略の中身

次期WindowsでARMサポートを表明したMicrosoftにとって、最大の懸念は業界トップのiPad。同社はWindowsタブレットでiPadを負かすことができるだろうか。

[Jacqueline Emigh,TechTarget]

 Part1の「『iPad以外』が企業に食い込む可能性は?」に続き、タブレット端末の企業導入をめぐる各ベンダー、ユーザー企業の動向をリポートする。

焦るMicrosoft

 「iPad 2」の潜在力が未知数とはいえ、Microsoftは既に大いに心配しているようだ。同社のスティーブ・バルマーCEOは早くも2010年夏の時点で、Windows 7搭載スレートタブレットがハードウェアパートナー各社から各種登場予定であることをアピールしている。今のところ、Windows 7搭載タブレットとしては、米Hewlett-Packard(HP)の「Slate 500」の他、台湾ASUS、中国Lenovo、富士通、米Motion Computingなどから各種の端末が登場予定だ。さらに最近では、MicrosoftはWindowsの次期バージョン「Windows 8」についても語り始めている。

画像 HP Slate 500

 「Microsoftが2011年1月の家電見本市CESでWindows 8はARMアーキテクチャをサポートすると発表したことは、同社がiPadなどの非Windows端末にどう対抗していくつもりなのかを示す大きなヒントだ」と米コンサルティング会社Directions on Microsoftでリサーチ担当副社長を務めるロブ・サンフィリッポ氏は指摘する。

 「問題は、この予定でいけば、さらにあと2年ほどは高い競争力のあるソリューションが提供されず、結果的にApple(およびGoogle)に対し、既に広く成功している製品をさらに強化するための時間的余裕をたっぷり与えることになってしまう点だ」とさらに同氏は語っている。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news094.jpg

GMO TECH、スマーフォン用動画広告作成プラットフォームを提供開始
GMO TECHはShakr Mediaと提携し、スマートフォンアプリのPR動画広告の作成に特化したPR動...

news110.jpg

野村総合研究所、デジタル領域に特化した新会社「NRIデジタル」を設立
野村総合研究所は、デジタルビジネスを専門とする「NRIデジタル」をを2016年8月1日付で設...

news140.jpg

マーケティングオートメーションを活用してDMを自動発送、博報堂DYメディアパートナーズなど3社で提供
博報堂DYメディアパートナーズとブレインパッド、福島印刷の3社は、マーケティングオート...