2012年の今ごろ、私は多分第2世代のメディアタブレットを使って記事を書いているだろう。その機種は、現在使っている米AppleのiPadの新バージョンか、それともより効率的に仕事を処理できる可能性があるAndroid搭載端末かもしれない。そういったわけで、2011年末までにタブレットおよびスマートフォンを本格的な業務ツールとして利用する企業が増えるというわれわれの予測を2011年のITトレンドリストのトップに持ってきても驚く人はいないだろう。
実際、もしその気になれば、2012年にはITソリューションプロバイダーへのインタビュー動画を含めたモンタージュビデオという形でこの記事を作成することになるかもしれない。ビデオをビジネスツールとして採用する動きが加速しており、この状況はわれわれが追いかけようとしている草の根的トレンドの1つだからだ。だが私自身は、まだこの流れに追い付けていないのが実情だ。
景気が回復し、企業のIT投資が上向き始める中、ソリューションプロバイダーは何を期待できるのだろうか。米市場調査会社Gartnerの見方によると、経済が再び成長に向かい始める中、IT分野におけるイノベーションと投資の動向に大きな影響を与える力は4つ存在する。
こういったフレームワークの中で、ソリューションプロバイダーを含めITにかかわる全てのユーザーにとってとりわけ重要な5つのトレンドを以下に示す。
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