計画外のダウンタイム(システムの停止時間)が発生すると、企業は適切な次善策を講じる余裕がないまま、金銭以外にも生産性の低下やブランド毀損(きそん)などのコスト負担を強いられる恐れがある。自社の最も重要なシステムの「レジリエンス」(障害発生時の回復力)を高めることは、ダウンタイムコストの最小化につながる。
レジリエンスをシステムの構築・運用計画に組み込むには「多大なコストがかかる」と、調査会社Info-Tech Research Groupのインフラリサーチアドバイザーを務めるフランク・トロバト氏は説明する。そのためIT担当者はまず「どのシステムが自社に最も大きなインパクトを与えるか」について、ビジネスリーダーから知見を得る必要があるとトロバト氏はアドバイスする。
前編「『ダウンタイム』が招くコストを正確に見積もる方法」に続く後編となる本稿は、計画外ダウンタイムのコストを最小化する方法と、コスト計算の勘所について、専門家の見解を紹介する。
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