組織のITガバナンスとマネジメントの成熟度を評価するのに役立つフレームワーク「COBIT」がアップデートされた。最新版の「COBIT 2019」で新たに追加された要素とコアガイドの使用方法について紹介する。
前編「いまさら聞けない「COBIT」とは? ITガバナンスとマネジメントの指針」では、組織のITガバナンスのフレームワーク(評価基準の体系)「COBIT」(Control Objectives for Information and related Technology)の基本についておさらいした。後編となる本編では、2018年にようやくアップデートされた最新版「COBIT 2019」の概要と使用方法について紹介する。
米国の情報システムコントロール協会(ISACA:Information Systems Audit and Control Association)は、2018年にCOBITを全面的にアップデートしたCOBIT 2019を発表した。COBIT 2019はISACAメンバーに無償で提供される。旧版に当たる「COBIT 5」からの主な変更点は、新たなコアガイドや幾つかの新しい目標、セキュリティ手法のアップデート、他の標準のレファレンスに関するアップデートだ。
COBIT 2019は、4つのコアガイドで構成される。
それぞれのコアガイドについて見ていこう。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...