前編「いまさら聞けない「COBIT」とは? ITガバナンスとマネジメントの指針」では、組織のITガバナンスのフレームワーク(評価基準の体系)「COBIT」(Control Objectives for Information and related Technology)の基本についておさらいした。後編となる本編では、2018年にようやくアップデートされた最新版「COBIT 2019」の概要と使用方法について紹介する。
米国の情報システムコントロール協会(ISACA:Information Systems Audit and Control Association)は、2018年にCOBITを全面的にアップデートしたCOBIT 2019を発表した。COBIT 2019はISACAメンバーに無償で提供される。旧版に当たる「COBIT 5」からの主な変更点は、新たなコアガイドや幾つかの新しい目標、セキュリティ手法のアップデート、他の標準のレファレンスに関するアップデートだ。
COBIT 2019は、4つのコアガイドで構成される。
それぞれのコアガイドについて見ていこう。
メディア総接触時間、「携帯電話/スマートフォン」が「テレビ」を上回り首位に
博報堂DYメディアパートナーズによる、生活者のメディア接触の現状を捉える年次調査の結...
「運用型クリエイティブ」とは何か?
マーケティング施策としてのクリエイティブ改善に取り組むべき理由とは何か。クリエイテ...
「コロナ禍が収束しても現在の生活を維持したい」 前年比5.2ポイント増加し61.5%に――博報堂調査
コロナ禍も約2年が経過し、マスク生活やテレワークなど新しい暮らしや仕事のスタイルがす...