ソーシャルネットワーキングとは、コラボレーションを別の言葉に置き換えただけなのだろうか?
ソーシャルネットワーキングを自社のビジネスで活用するためには、ITリーダーはどのような役割を果たすべきだろうか。ソーシャルネットワーキングとは、ITリーダーたちがこれまで20年間にわたって築き上げてきたコラボレーションを別の言葉に置き換えただけなのだろうか。あるいは、ビジネスに対するITの価値を実現する素晴らしい新手法なのだろうか。それとも、IT部門が設計、実装、サポートしなければならないアプリケーションが1つ増えただけのことなのだろうか。
この疑問に対してわたしなりの結論を導き出すためには、CIOたちがソーシャルネットワーキング技術を自社のビジネスでどう利用しているかについて調査する必要があった。例えば、わたしの親友のCIOは社内ブログを立ち上げた。その目的は、従業員同士および従業員と上司との間のコミュニケーションを促進すること、そして業務改善の提案をしやすくすることだった。
そのCIOは社内ブログの開設後すぐに、それをどのように管理するのかについて数々の判断を迫られることに気付いたという。
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