2011年09月26日 09時00分 UPDATE
特集/連載

今、企業が策定すべきソーシャルメディアポリシー(後編)「何かを禁止するポリシーはダメ」CIOを悩ませるソーシャルメディアポリシー

企業もソーシャルメディアの利用が避けられなくなった今、それによるリスクをいかに低減するかが重要になる。まずは3つのリスクを認識することから始めよう。

[Linda Tucci,TechTarget]

 前編「CIOが想定すべき『ソーシャルメディア3つのリスク』」では、ソーシャルメディアをめぐって企業で生じている事態とそのリスクを概観した。これらは企業の経営層を委縮させるのに十分な脅威といえる。このリスクにどのように対応するべきだろうか。

ソーシャルメディアポリシーの2つの例

 前編で紹介したようなリスクがあるため、一部の企業では従業員が勤務中にソーシャルメディアを利用することを規制する動きがある。IT人材派遣会社のRobert Half Technology が4月13日に発表した調査研究によると、米国企業で働くCIOの38%が、従業員の私的および仕事上におけるソーシャルメディアの利用について、規制を強化したと回答している。この数字は、利用規制を緩和したとするCIO(17%)の2倍以上だ。このRobert Halfのデータは、従業員100人以上の米企業1400社のCIOを対象に独立系調査会社が実施した電話インタビューをベースとしている。

 効果的なソーシャルメディアポリシーを策定することは容易ではない。「全てのソーシャルメディアサービスをカバーしようとすれば、いつまでたってもその増殖に追い付かないだろう」と語るのは、Burton Groupのアナリストで、データプライバシーを担当し、同社のソーシャルメディアリスクリポートの著者の1人でもあるグレイザー氏だ。

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news015.jpg

現代人の30のメディアライフスタイルとは?――電通調査
電通はビデオリサーチと共同で、生活者のメディア視・聴・読習慣を可視化し、30のメディ...

news061.jpg

「Adobe Audience Manager Audience Marketplace」が国内で利用可能に
Adobe Systemsは、同社の顧客とデータプロバイダー間のデータ取引を行う機能「Adobe Audi...

news045.jpg

売れるネット広告社、「確認画面後でアップセル」で特許権を取得
売れるネット広告社は、「確認画面後でアップセル」についての特許権を取得したと発表した。