1回で分かる:クラウド運用管理、物理環境との違いは?IT部長さんのための技術トレンド【第4回】

IaaS(Infrastracture as a Service)の利用で避けては通れない運用管理の課題とは。慣れ親しんだ物理環境と比べてどう違うのか。「クラウド運用管理」を4つの手法で解説する。

2014年03月12日 08時00分 公開
[大屋 誠,IDCフロンティア]

関連キーワード

DevOps | IaaS | 運用管理 | パブリッククラウド


 「クラウド運用管理」「クラウドマネジメント」という言葉を耳にすることが増えてきました。

 クラウドサービスの利用拡大について今更説明は要らないと思いますが、クラウドの特徴を十分に生かし、課題をコントロールするノウハウとなると、まだまだ体系化されているとは言い切れません。

 最近、クラウドの構築・運用支援を得意とする会社やクラウドを管理するツール/サービスが盛んに登場したり、クラウド活用に関する勉強会やブログが多く見受けられるのも、そういった背景によるものだと思われます。

 本稿では、クラウドの中でもIaaS(Infrastracture as a Service)にフォーカスを当て、クラウド運用管理について説明します。

クラウドの運用管理って?

 クラウドだからといって管理する対象が物理環境と異なるわけではありませんが、クラウドの特徴を生かすことで、大きな投資をせずに生産性を上げたりガバナンスを確立することができます。クラウド環境の管理には大きく4種類あります。

ITmedia マーケティング新着記事

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

news130.jpg

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

news099.png

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...