SSDとUEFIを備えたPCで利用可能
PCのストレージ容量を大いに節約、Windows 8.1 Update「WIMBoot」機能がスゴイ
Windows 8.1 Updateには「WIMBoot」と呼ばれる新機能が導入された。この機能を用いることで、PCのストレージ容量を節約することができる。本稿では、WIMBootの利用手順を紹介する。
米Microsoftの「Windows 8.1 Update」を適用することで、Windows OSをWIM(Windowsイメージ)ファイルから直接起動することが可能になる。この新機能は「WIMBoot」と呼ばれる。
現在、WIMBootはWindows 8.1 Updateを適用したPCでのみ利用可能だ。この機能を使用すると、WIMと呼ばれるディスクイメージファイルから直接Windows OSを起動できるようになる。この機能のメリットを説明しよう。
WIMファイルは、Windows OSを構成する多数の関連ファイルを格納した圧縮パッケージである。「Windows Vista」以降で導入されたディスクイメージ形式で、Windows OSの配布に使われている。DVDメディアとISOファイルには、boot.wimファイルとinstall.wimファイルが含まれている。この2つのファイルには、この2つのファイルには、Windowsシステム全体が大幅に圧縮された状態で格納されている。
OSをインストールする第1段階において、インストーラーはこの2つの圧縮されたWIMファイルからファイル一式を抽出しているにすぎない。その後、DLLファイルの登録を行い、ベアメタルから動作するWindowsマシンにするために必要なハウスキーピング処理を行っている。
興味深いことに、WIMファイルは回復イメージとしてPC上に残される。つまり、インストール後に残存するWIMファイルと、そこから展開されたシステムファイルで多くのディスク領域が使われることになる。
少なくとも、SSDとUEFIを備えたPC(つまり、BIOSとHDDを非搭載のPC)であれば、WIMBootでこの状況は変化する。WIMBootを使ってWindowsをインストールする場合、WIMファイルをイメージパーティションに配置する。次に、Windowsパーティションに対して一連のポインタファイルを適用する。これらのポインタファイルは、イメージパーティションにあるWIMファイルを参照する。このイメージパーティションは回復イメージとしても使われるため、ディスク領域が節約される。
WIMファイルからWindowsを直接起動できるようになると、ユーザーは次のことが可能になる
- より多くの空き領域を確保しながら、プッシュボタンリストアを使用できるPCを実現する。
- 小型で高速な記憶装置を搭載したデバイスにWindowsをインストールする(タブレット、ハイブリッドPC、シンクライアントとして再利用するデバイスなど)。
- 時間がかかるセットアッププロセスのフェーズをなくしてWindowsを迅速にインストールする。
WIMBootイメージを作成する方法
Windows管理者は「Deployment Image Servicing and Management」(DISM)ツールを使用してWIMBootイメージを作成できる。
Microsoftは、さまざまなデバイスにWIMBootイメージを導入するための詳細なガイドを提供している。ガイドには、イメージのサイズを事前に把握している場合と把握していない場合の対処法も盛り込まれている。
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