コンパクトな設計とシンプルな使いやすさが魅力
徹底レビュー:「Evernote」の上を行く? 5000万DLを超えたメモアプリ「Google Keep」を丸裸にする(1/2 ページ)
「Android」端末で利用可能な無料のメモ帳/リマインダアプリである「Google Keep」。米Evernoteの「Evernote」とほぼ同様の機能を備える。リリースから2年で5000万DLを超えた秘密に迫る。
リリースから2年も経過した生産性向上アプリのレビュー記事を執筆することはめったにない。だが、事実、ワインのように時間の経過と共に成熟するアプリもある。米Googleの「Google Keep」のダウンロード回数は、リリースから2年間で5000万件を超えた。この事実は、Keepが同じ機能を提供する他のアプリと一線を画す裏付けとなっている。本稿では、このアプリで再発見したことを紹介したい。
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「Evernote」よりもシンプル、Google Keepの特長とは
なじみのない方のために説明しておこう。Google Keepは「Android」端末で利用可能な無料のメモ帳/リマインダアプリで、米Evernoteの「Evernote」とほぼ同様の機能を備えている。これは米TechTargetの見解だが、KeepはEvernoteに比べて圧倒的にシンプルで使いやすい。Google/Androidエコシステムに接続していれば、このアプリはほぼ自動で同期され、使い方は容易に習得できる。
まず、スマートフォンの画面で分かりやすく表示されている「+」のアイコンをタップされたい。すると、「音声入力」「画像追加」「リスト作成」「ドキュメント追加」という4つの選択肢が提示される。「マイク」のアイコンをタップするとGoogleの音声入力が起動する。Googleの音声入力は、喋った内容を自動的にテキストに変換して、低品質だが音声も保存してくれる。リストやドキュメントは音声入力で作成できるが、スマートフォンのキーボードから手動入力で作成することも可能だ。「カメラ」のアイコンをタップすると、写真を撮影するか、ギャラリーから既存の写真をインポートするかを選べる。選択した写真は、関連したメモにタグ付けできる。
上述の全てのメモ機能には、時間に基づくリマインダーを設定できる。また、場所に基づくリマインダー機能には少し感動した。場所に基づくリマインダーを設定すると、指定の目的地に到着したときに通知がポップアップするようにモバイル端末が設定される。スーパーや職場、自宅など、スマートフォンのGPS機能が認識できる場所ならどこでも設定可能だ。この機能は「ちょうど到着したときにリマインドして欲しい」とGoogle Keepに伝えるようなものだ。リマインダーは、ブラウザ、Googleの「Google Now」、Androidスマートフォンなど、Googleのサービスが利用できるあらゆる媒体で表示できる。
Googleならではの優れた検索性
それから、Google Keepのメモは色分けして保存できる。仕事の予定に関するメモと個人的なメモを分けるのに便利だろう。また、メモにはラベルを付けて分類しやすくしたり、キーワードで検索したりすることも可能だ。キーワード検索機能だけでは不十分だと言わんばかりに、リスト、色、録音音声のファイル、写真によるフィルタリング機能が追加され、簡単にメモを見つけられるようになっている。さらに、リマインダーを設定したメモや他人と共有したメモという条件で検索結果をフィルタリングすることも可能だ。
Google Keepが本領を発揮するのは、共有と共同作業だ。Google Keepで保存したメモ、ドキュメント、録音音声、写真がGoogleの「Google Drive」アカウントと簡単に共有できることには何の驚きもないだろう。特定のメモで[送信]オプションをタップすると、そのメモをメールやモバイルデバイスにインストールされている他のプラットフォーム経由で転送することができる。その上、Google Keepには、連絡先リストに登録されている相手とリアルタイムで共有や共同作業を行うことを手助けしてくれる機能もある。同時にメモを編集するだけでなく、好きな時点で共有を止めたり、共同作業者から外れることができる機能は重宝する。
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