Googleがネットワークベンダーになる? SDNで激変する業界地図活用が進むオープンソースSDN

米AT&Tなどが「Open Networking Summit」でオープンソースSDNへの移行を表明。同イベントでは米GoogleによるSDNプラットフォーム「Jupiter」の発表もあった。

2015年07月16日 14時30分 公開
[Antone GonsalvesTechTarget]

 米AT&Tをはじめとする通信事業者はSDN(Software Defined Networking)においてオープンソーステクノロジーが重要な役割を果たすと考えている。だが、無償配布されるツールによってこれまでのベンダーとの関係がどのように変わるのかは未知数だ。

 通信事業者は、オープンソースSDNとNFV(ネットワーク機能仮想化)が自社のネットワークの基盤になると確信している。AT&TのIT部門責任者を務めるアンドレ・フエッツチ氏は、2015年6月15〜18日に米サンタクララで開催された「Open Networking Summit」の基調パネルディスカッションで「SDNとNFVに関して、全ての通信業者が取り組む意思がある」と発言した。このパネルディスカッションには韓国SK telecomや日本のNTTコミュニケーションズの幹部も参加している。

ネットワークベンダーの必要性

ITmedia マーケティング新着記事

news068.jpg

社会人1年目と2年目の意識調査2024 「出世したいと思わない」社会人1年生は44%、2年生は53%
ソニー生命保険が毎年実施している「社会人1年目と2年目の意識調査」の2024年版の結果です。

news202.jpg

KARTEに欲しい機能をAIの支援の下で開発 プレイドが「KARTE Craft」の一般提供を開始
サーバレスでKARTEに欲しい機能を、AIの支援の下で開発できる。

news136.png

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...