その名も「Andromeda」、GoogleのSDNコントローラーとは?Google Cloud Platformの機能を拡張

「Google SDN」が成長を続け、今ではネットワーク、ストレージ、コンピューティングのインフラを「Google Cloud Platform」にオンデマンドで提供できる拡張性を備えるまでになってきた。

2014年04月10日 12時00分 公開
[Rivka Gewirtz Little,TechTarget]

 米Googleは、社内で開発したOpenFlow/SDNスイッチング技術とコントローラーを自社のデータセンターで採用することにより、SDN(Software-Defined Network)分野を開拓した。そして同社は今、NFV(Network Functions Virtualization:ネットワーク機能仮想化)とSDNを「Google Cloud Platform」内で組み合わせている。これにより、ユーザーは個別の仮想ネットワーク上でコンピューティングとストレージの専用プールのプロビジョニングと管理が行えるようになる。

 2014年3月初めに開催された「Open Networking Summit 2014」でGoogleの技術理事を務めるアーミン・バーダット氏は、ネットワーク仮想化/SDNコントローラー「Andromeda」を披露した。このコントローラーは「論理的に一元化されたコントロールプレーンとピアツーピア型分散データプレーン」を使用するという。

商用提供は?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news161.jpg

「動画広告がディスプレイ広告超え」他、電通「2024年 日本の広告費」インターネット広告媒体費の詳細分析
国内電通グループのデジタル領域をけん引する4社は共同で「2024年 日本の広告費」のイン...

news027.png

テレビCMとSNS広告、どちらが有効? アプリのインストールにつながる施策は……
Reproはスマートフォンユーザー1236人を対象に「モバイルアプリのインストール実態調査」...

news001.jpg

「バリューエコノミー」時代を生き残るための戦略とは?
製品やサービスが顧客にもたらす価値と収益が密接に結びついた「バリューエコノミー」の...