その名も「Andromeda」、GoogleのSDNコントローラーとは?Google Cloud Platformの機能を拡張

「Google SDN」が成長を続け、今ではネットワーク、ストレージ、コンピューティングのインフラを「Google Cloud Platform」にオンデマンドで提供できる拡張性を備えるまでになってきた。

2014年04月10日 12時00分 公開
[Rivka Gewirtz Little,TechTarget]

 米Googleは、社内で開発したOpenFlow/SDNスイッチング技術とコントローラーを自社のデータセンターで採用することにより、SDN(Software-Defined Network)分野を開拓した。そして同社は今、NFV(Network Functions Virtualization:ネットワーク機能仮想化)とSDNを「Google Cloud Platform」内で組み合わせている。これにより、ユーザーは個別の仮想ネットワーク上でコンピューティングとストレージの専用プールのプロビジョニングと管理が行えるようになる。

 2014年3月初めに開催された「Open Networking Summit 2014」でGoogleの技術理事を務めるアーミン・バーダット氏は、ネットワーク仮想化/SDNコントローラー「Andromeda」を披露した。このコントローラーは「論理的に一元化されたコントロールプレーンとピアツーピア型分散データプレーン」を使用するという。

商用提供は?

ITmedia マーケティング新着記事

news038.jpg

生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...

news108.jpg

今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...