次のトレンドは「セルフサービスBI」? 2015年上半期、データ分析で最も読まれた記事はユーザー企業/組織の読者が選んだ、2015年上半期記事ランキング(データ分析編)(2/2 ページ)

2015年08月13日 08時00分 公開
[藤本和彦TechTargetジャパン]
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やはり気になる他社の事例 導入は言うほど簡単じゃない?

 ネット通販で洋服を買うときは試着することができないため、自分に適正なサイズや着心地を確かめることができません。サイズ違いの洋服を買ってしまった顧客は商品を返品します。顧客体験として好ましくないことは明らかです。5位の「『サイズ違いの返品をなくせ』、ファッション通販サイトが活用する新技術とは?」は、データ分析などの手法を用いて適正なサイズの洋服を買ってもらうために行っている通販サイトの取り組みを紹介しています。

 全国に約1300店を展開するガストは、モバイルアプリとクラウドを用いてマーケティングとデータ活用の仕組みを構築しました。6位の「驚きの費用対効果1万%を実現した、すかいらーくのデータ活用基盤とは」では、そのオンラインマーケティングの仕組みとそれを支えるデータ分析基盤について同社担当者に話を伺いました。

 多くの企業がデータ駆動型の経営を目指しているが、そこにたどり着くまでの道のりは決して平たんなものではありません。8位の「一度は失敗、ある古着販売業者がたどり着いた『データ駆動型経営』の全て」では、セルフサービス型のツールを導入したことでデータ駆動型の企業へと変化した事例を取り上げています。

注目職種のデータサイエンティスト、成功の条件とは

 将来のビジネスシナリオを予測したり、多くのデータから有益な事実を見つけ出すデータサイエンティスト。ビッグデータをビジネス活用するための新たな職種として注目を集めたのはつい数年前のことです。4位の「『データサイエンティストはつらいよ』、注目職種も求人が多くない理由」と9位の「『データサイエンティスト』として成功するための条件」では、「21世紀で最も魅力的な職業」ともてはやされた同職の現状を説明しています。

 TechTargetジャパンでは、今後もデータ分析分野のIT活用や製品選定に役立つ情報を紹介していきます。

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