2015年08月21日 08時00分 UPDATE
特集/連載

仮想モバイルインフラ「VMI」の利点と課題誰もが一度は思った「iPhoneでAndroidアプリを使いたい」、実は可能に (1/2)

データセンターで稼働するAndroidアプリを手元の端末で操作可能にする「仮想モバイルインフラ(VMI)」。モバイルアプリ管理の在り方を根本から変える可能性がある一方、課題も少なくない。

[Eddie Lockhart,TechTarget]
画像 VMIを使えば、iPhoneからAndroidで稼働する業務アプリを利用できるようになる(TechTargetジャパン「徹底レビュー:スペックの見劣りを帳消しにする『iPhone 6』の“ずばぬけた魅力”」より)《クリックで拡大》

 IT部門は、急増するモバイル端末向けのアプリケーションと、米Microsoftの「Windows」向けアプリの双方を求める従業員を敵対視する必要はない。「仮想モバイルインフラ」(VMI)が、その解決策になり得るからだ。

 多くの点においてVMIの概念を実証しているのが「仮想デスクトップインフラ」(VDI)である。VDIは、端末に存在しないデスクトップ環境やアプリをエンドユーザーに提供するアプローチを確立した。一方、VMIは完全な仮想デスクトップを提供するものではなく、データセンターから従業員のモバイル端末に対して、モバイルOS環境とそのアプリを配信するものである。

 VDIとVMIの概念は似ているが、この2つは全く同じではない。本稿では、VMIの仕組みと、その長所・短所について見ていこう。

VMIの仕組み

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