「Apple Watch」の企業利用は1年で本格化? iPhoneを超える浸透ペースの理由は従業員のワークフローに連係できるか

米Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」は一般消費者の好奇心を刺激しているようだが、専門家の中には、この製品が企業向けに最適化されるまでには少なくともあと1年はかかるという見方をする人もいる。

2015年09月09日 08時00分 公開
[Carl SetterlundTechTarget]

関連キーワード

Apple Watch | iPhone


Salesforce Analytics Cloudの使用の様子《クリックで拡大》

 「iPhone」が一般消費者のニーズに応えたことが、スマートフォンの企業への進出を促したのと同様、「Apple Watch」の登場は、IT部門がスマートウォッチを従業員のワークフローと連係する方法について考え始めるきっかけになるかもしれない。

 企業の関心の程度は別として、企業がApple Watchの効果的な活用法を見つけ出すには、しばらく時間がかかりそうだ。米Salesforce.comのCRMアプリなど、Apple Watch用のアプリが既にサードパーティーから出ているが、モバイルアプリベンダーの多くは、最初のApple Watch用アプリをまだ開発している段階だ。ハードウェア、OSおよびアプリの第1世代から技術が進歩するのに伴い、Apple Watchの機能の改善も進むだろう。

ITmedia マーケティング新着記事

news068.jpg

社会人1年目と2年目の意識調査2024 「出世したいと思わない」社会人1年生は44%、2年生は53%
ソニー生命保険が毎年実施している「社会人1年目と2年目の意識調査」の2024年版の結果です。

news202.jpg

KARTEに欲しい機能をAIの支援の下で開発 プレイドが「KARTE Craft」の一般提供を開始
サーバレスでKARTEに欲しい機能を、AIの支援の下で開発できる。

news136.png

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...