「ウイルス/ワーム/ランサムウェア対策」の仕組みやメリット、課題とは?

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マルウェア対策とは 主要マルウェア対策製品の機能を紹介

 マルウェア対策は、企業が所有する端末やネットワーク、アプリケーションへのマルウェア感染を防止したり、被害を最小化したりするための取り組みだ。マルウェア対策ソフトウェアは、システムに潜むウイルスなどのマルウェアを検出して削除するよう設計されている。PCのキーボード操作を監視して悪用する「キーロガー」、Webブラウザの設定を勝手に変更する「ブラウザハイジャッカー」に加えて、「トロイの木馬」「ルートキット(システムを遠隔操作するためのソフトウェア)」「スパイウェア」「アドウェア」「ボットネット」「ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)」などの攻撃からシステムを保護する。(続きはページの末尾にあります)

ウイルス/ワーム/ランサムウェア対策関連の技術解説

情シスが震える「野良MCPサーバ」 AI連携が招く“裏口”のリスクは

Anthropicのプロトコル「MCP」はAI活用の幅を広げるが、セキュリティ機能が欠如している。MCPが凶器にならないようにするために、今すぐ講じるべき3つの防御策とは。

(2026/2/9)

CFOの「偽動画」に2500万ドル送金 ディープフェイクの牙城を崩す“3つの盾”

「まさか自社が」という油断が、数億円規模の損失を招く。CFOになりすまして巨額送金を指示するディープフェイク攻撃はもはや空想ではない。企業が講じるべき対策とは。

(2026/1/17)

ランサムウェアが仕掛ける“三重脅迫”とAI悪用の罠 2026年の攻撃トレンド

バックアップがあるから大丈夫という過信は、もはや通用しない。データの暗号化すらせず、取引先まで巻き込むランサムウェア攻撃が企業を追い詰める。備えるべき防衛策とは。

(2026/1/14)

「バックアップで復旧」は古い 子会社が狙われるランサムウェアの“残酷な手口”

Microsoftは2025年版の「デジタル防衛レポート」について同社のイベントで紹介した。AIによって巧妙化する攻撃手法をはじめとした、企業が直面するサイバー脅威とその対策を紹介した。

(2026/1/13)

2026年にはまってはいけない「セキュリティの罠」

AIを標準装備した攻撃者が日本語の違和感すら消し去り、従業員が使う「シャドーAI」が機密を垂れ流す――。2026年、従来の境界型防御神話は完全に崩壊する。生存戦略とは。

(2025/12/28)

アサヒグループ被害は序章に過ぎない ランサムウェア攻撃「3つの絶望シナリオ」

アサヒGHDやアスクルを襲った悪夢は序章に過ぎない。AIで武装し、バックアップまで破壊する2026年の攻撃トレンドを予測して、情シスが講じるべき対策を解説する。

(2025/12/27)

任意コード実行でWebアプリを危険にさらす「React2Shell」 日本でも被害確認

2025年12月初め、JavaScriptライブラリ「React」に脆弱性「React2Shell」が見つかり、現在、攻撃活動が広がりつつある。JPCERT/CCによると、日本でも被害が確認されている。

(2025/12/15)

中堅・中小企業が「確実に再現できる」防御ポイント 侵入前に勝負を決める

事業内容や規模を問わず、さまざまな企業が攻撃の対象になっている中、攻撃リスクを前提に「侵入を水際で止める」ための取り組みが重要だ。海外事例から具体策を学ぼう。

(2025/12/12)

【メール文面お届け】そのルータに「ORB化」のリスク これで注意喚起

セキュリティアラートが発されたとき、社内で情報を共有するにはどうすればいいのか。ルータに関するIPAの注意喚起を取り上げ、社内通知用のメール文面を作成した。

(2025/12/5)

【メール文面お届け】Microsoftの欠陥「CVE-2025-62215」 これで対策依頼

セキュリティアラートが発されたとき、社内で情報を共有するにはどうすればいいのか。Microsoft製品の具体的な脆弱性を取り上げ、社内通知用のメール文面を作成した。

(2025/12/4)

感染しても被害なし? 「ランサム攻撃に強い」ストレージ、日立系が投入

ランサムウェア攻撃が後を絶たない中、AI活用のためのデータをいかに保護するかが喫緊の課題になっている。日立ヴァンタラのストレージ新製品は、データをどう守るのか。

(2025/11/21)

医療機関モバイルデバイスへの攻撃が急増 Zscaler調査が語る脅威

セキュリティベンダーZscalerは、医療機関が利用するモバイルデバイスを標的にした攻撃が急速に増えていることを受け、警鐘を鳴らしている。特に「Android」を狙った攻撃が活発だという。

(2025/11/17)

AIマルウェアの脅威と対策 いま備えるべき防御策とは

AIの普及によって攻撃の巧妙化が進んでいる。AIでどのような手口が可能になるのか。企業はどう対抗できるのか。「AIマルウェア」の種類と対策をまとめている。

(2025/10/21)

税務署職員もリモートワーク可能に 5万人対象に顔認証導入

キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンITソリューションズは、国税庁と全国の税務署職員約5万人のPCにクラウド型テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」を導入する。

(2025/10/20)

利用中のWebブラウザを高セキュアな「エンタープライズブラウザ」に 日立系が販売

日立ソリューションズはWebブラウザ用セキュリティツール「Seraphic」の国内販売を始めた。Seraphicで、管理者の負荷を増やさずにWebブラウザを安全に利用できるという。

(2025/10/3)

量子コンピューティングの「脅威」は現実になるのか リスクと対策を解説

セキュリティを巡る動向の一つとして、将来商用化が見込まれる量子コンピューティングがある。量子コンピューティングはどのようなリスクをもたらすのか。それに備えるには、どうすればいいのか。

(2025/9/19)

もはやフィッシングメールを見破れない? 脅威から「言語の壁」が消える

生成AIの普及で、従来の「言語の壁」に守られていた非英語圏企業への攻撃が急増している。特に日本は標的となりやすく、従来の対策だけでは太刀打ちできない新たな脅威が企業を襲っている。

(2025/9/2)

AIで今までのセキュリティは役に立たなくなる? Ciscoが鳴らす警鐘

サイバー攻撃は、AI技術を悪用する攻撃者によって、ますます巧妙化を遂げている。従来のセキュリティ対策が通用しなくなる中で、企業は何に注意すべきなのか。凶悪化するサイバー攻撃の全容を探る。

(2025/8/20)

GoogleもGitHubも“汚染”される? 「正規サービス悪用型」攻撃の恐怖

OSの標準ツールを悪用する「LOTL」攻撃が猛威を振るっている。「Google検索」や「GitHub」といった、日常的に使う正規ツールを悪用する攻撃の危険性を、実際の攻撃例を交えて解説する。

(2025/8/17)

犯罪者の「だます技術」と「だまされる被害者心理」をラックが解説

「詐欺の被害に遭う可能性を下げるために、詐欺に対する理解を深める」ことを目的に、ラックの金融犯罪対策センターが昨今のデジタル詐欺のトレンドを紹介した。

(2025/6/30)

「Windows」「macOS」「Android」のマルウェア対策方法とは?

 マルウェア対策ソフトウェアは、端末のバックグラウンドプロセスとして稼働するのが一般的だ。PCやサーバ、モバイル端末をスキャンし、マルウェアを検出して拡散を防ぐ。リアルタイムの脅威検出やマルウェアの除去に加えて、システムを監視して潜在的なリスクを探すシステムスキャンなどの機能を含む。

 システム全体をスキャンするには、システムへの特権アクセスをマルウェア対策ソフトウェアに許可する必要がある。そのためマルウェア対策ソフトウェア自体が攻撃者の標的になることがある。セキュリティ研究者は近年、マルウェア対策ソフトウェア製品の遠隔操作による攻撃手法や、深刻な脆弱(ぜいじゃく)性を発見している。

マルウェア対策プログラムの種類

 マルウェア対策ソフトウェアの基本バージョンを無料で提供するセキュリティベンダーも存在する。無料バージョンは通常、基本的なウイルス対策とスパイウェア対策機能を搭載する。有料版は、より高度な保護機能やオプションを用意する。

 以下でセキュリティベンダーが主要なOS向けに提供している機能を説明する。

Microsoftの「Windows」

 セキュリティベンダーは、さまざまな「Windows」用セキュリティソフトウェアを提供している。ユーザー企業はMicrosoftの「Microsoft Defenderウイルス対策」という無料のマルウェア対策ソフトウェアを利用できる。

Appleの「macOS」

 「macOS」を標的とするマルウェアは存在するが、Windows向けマルウェアほど一般的ではない。そのためmacOSのマルウェア対策製品はWindows向け製品ほど機能が標準化されていない傾向がある。macOS向けマルウェア対策ソフトウェアは、システム全体でマルウェアをスキャンして潜在的なマルウェアの脅威から保護する機能や、メールの特定スレッド、添付ファイル、各種Webアクティビティーから脅威を検出する機能などを提供している。

Googleの「Android」

 「Android」を標的にするマルウェアもある。Androidデバイスには、マルウェア対策ソフトウェアをインストールした方がよい。セキュリティベンダーは、Android向けマルウェア対策ソフトウェアに、盗難防止機能やリモート位置検索機能など、スマートフォン向けの機能を搭載している。エンドユーザーがWebブラウザを利用する際に、悪意のあるWebページやファイルが開かれたり、ダウンロードされたりするのを阻止する製品もある。