「オフコン/メインフレーム」の仕組みやメリット、課題とは?

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メインフレームとは IAサーバとの違いは

 メインフレームは、可用性とセキュリティに強みを持つ、比較的大型のコンピュータだ。歴史的にメインフレームの用途は、複数のコンピュータでデータを並列処理する分散システムよりも、一つのコンピュータでデータを処理する集中システムが中心だった。メインフレームの用途は広がっており、IAサーバなど比較的小型のコンピュータとの境界は曖昧になりつつある。(続きはページの末尾にあります)

オフコン/メインフレーム関連の技術解説

「COBOL人材の不足」はメインフレームの危機ではない その真意は?

メインフレームを扱える人材が希少になる中、企業が目を向けるべき戦略や、取り入れるべき技術とは何か。メインフレームをリスクではなくチャンスに変えるためには。

(2024/10/21)

「メインフレームの現状維持」が必ずしも“正解”じゃないのはなぜか

「負の遺産」と考えがちなメインフレームは、現代のITシステムを支える重要な存在でもある。メインフレームの真の価値を引き出すために、メインフレーム戦略の中心に据えるべき考え方とは。

(2024/10/14)

“メインフレーム依存で破産”が嫌なら今すぐ見直すべき「あれ」

どれほどメインフレームが必要で手放せなくても、その運用コストは無視できない。障害リスクを減らして安定にシステムを稼働させつつ、コストを抑えたメインフレームの運用を実現する具体策とは。

(2024/8/14)

メインフレームがクラウドよりも「正当に評価されない」のはなぜか

企業は、メインフレームに配置すべきワークロードを、クラウドに配置するという選択をすることがある。そうした事態はなぜ起きてしまうのか。ワークロードに最も適切なITインフラを選ぶにはどうすればよいのか。

(2024/7/31)

「メインフレーム」は時代遅れ――この誤解が消えることはない理由

ワークロード(アプリケーション)を配置するインフラの選択肢として、メインフレームが敬遠されていると筆者は感じることがある。その動きの背景には何があるのか。インフラ選択の“落とし穴”を説明する。

(2024/7/24)

「メインフレーム」を今後も使い続けたいなら見直すべき“あれ”

企業がメインフレームの運用コストを抑えつつ安定稼働させるには、どのような取り組みをすべきなのか。自社の収益に直結するメインフレーム運用術とは。

(2024/7/1)

メインフレーム管理者を悩ます「膨大なコスト」を少しでも削る方法

メインフレームの運用コストは企業の収益に大きな影響を与える可能性がある。とはいえ、運用コストの削減は一朝一夕ではうまくいかない。メインフレームの運用コストを最適化するための方法とは。

(2024/6/24)

メインフレームが“オワコン”ではなく「若手にとって魅力的」なのはなぜか?

IT分野の人材不足がさまざまな組織において問題になっている。メインフレームもその例外ではない。ただしこの状況は、若手がメインフレームの魅力に気付くことで変わる可能性がある。

(2024/6/10)

なぜ「メインフレーム」はいつも“時代遅れ”だと見なされるのか

メインフレームの“独特の話題”には、熟練の筆者でさえも動揺してしまうことがある。その話題は、メインフレームが「時代遅れだ」と批判される状況にも関係している。メインフレームが誤解される理由を説明する。

(2024/6/3)

塩漬けだった「メインフレーム」が再び脚光を浴びる理由

クラウドサービスへの投資が加速する中でメインフレームの存在感は薄れつつあったが、最新の調査では、メインフレームへの投資意欲が高まっている状況が見えた。その背景には何があるのか。

(2023/10/29)

“物静かなメインフレーム担当者”がクラウドに「ノー」を宣告

メインフレームは、それがなければ先進国の経済の大部分がまひしてしまうほどに重要だが、しばしば批判にさらされる。そうした批判に反論しなければならないときがある。

(2023/1/27)

「メインフレーム管理者」求む “レガシー人材”不足を解消する方法

クラウドサービス全盛の今でも、使われ続けている「メインフレーム」。その運用管理に精通する人材は豊富にいるわけではなく、人材不足が深刻化している。人材確保のためには、何が必要なのか。具体策を紹介する。

(2022/12/20)

アプリ統合の最難関、「レガシーシステム引退」を成功に導く方法

アプリケーション統合は複雑で困難が多いが、最大の難問はレガシーシステムから離れるよう組織を説得することだ。その手法を伝授しよう。

(2009/12/8)

小型化と多用途化が進むメインフレームの歴史

 市場に登場した当初のメインフレームは、オフィスの1部屋と同じくらいの大きさの金属製フレームに収められていた。2022年時点のメインフレームは、大型冷蔵庫とほぼ同じ大きさだ。

 メインフレームが“恐竜”と呼ばれることがある理由は、その大きさだけではない。メインフレームが絶滅する可能性が指摘され続けてきたからだ。IT月刊誌『InfoWorld』の編集者であるスチュワート・アルソップ氏は1991年に、「最後のメインフレームは1996年までに引退する」と予測した。メインフレームベンダーのIBMは、2022年にも新しいメインフレーム「IBM z16」を発表している。

 IBMはプロセッサをはじめ、メインフレームのハードウェアを継続的に見直している。ソフトウェアも同様だ。Webアプリケーションの実行など、メインフレームが新しい用途を担うことができるように強化を進めている。銀行や政府機関などのユーザー企業は現在も、重要な取引やデータを処理するための信頼性が高いコンピュータとして、メインフレームを利用している。