「クラウドストレージ」のノウハウ、賢い使い方のヒント

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、クラウドストレージに関する運用&Tipsの記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

クラウドストレージとは? 適した用途やコスト面のメリットを解説

クラウドストレージは、ストレージシステムのクラウドサービスだ。ユーザー企業はクラウドベンダーが運用するストレージシステムにデータを転送し、保管する。インターネットや専用線などの閉域網を通じて利用できる。ストレージ使用量に応じて、月ごとに利用料金が発生するのが一般的だ。(続きはページの末尾にあります)

クラウドストレージ関連の運用&Tips

「勝手なクラウド契約」を“絶対に許してはいけない”のはなぜ?

クラウドサービスのコストを削減するにはまず、クラウドサービスを必要以上に契約する無駄遣いが生じていないかどうかを確認する必要がある。クラウドサービスの利用方法を見直し、無駄遣いを防ぐ方法を説明する。

(2023/9/28)

「不要なのに利用料金が生じ続けるクラウド」がなくならないのはなぜ?

使わないのに契約したクラウドサービスや「シャドーIT」は、余計なコストを生む原因となる。こうしたクラウドサービスの無駄遣いは、なぜ起こってしまうのか。防ぐ方法とは。

(2023/9/26)

クラウドの“いつの間にか高くなる”「エグレス料金」を全力で抑える3つの方法

クラウドサービスの「エグレス料金」は、予測がしづらく高騰しやすいことが問題だ。ただし幾つかの工夫をすることで、エグレス料金の高騰を防ぐことができる。エグレス料金を節約するための3つの方法を説明する。

(2023/5/1)

法律事務所が「文書管理システム」(DMS)に求めた“2つの外せない要件”とは

機密性の高い情報を扱う弁護士事務所は、安全な文書の管理を実現するクラウドサービスを採用した。同事務所が利用するクラウドサービスと、選定の際に重要視したポイントとは。

(2023/4/28)

“クラウド高過ぎ”招く「エグレス料金」は割引プランでもどうにもならない理由

クラウドサービスの利用前に綿密にコストを見積もっていても、予想外の利用料金の高騰に見舞われる場合がある。その理由の一つが「エグレス料金」だ。エグレス料金の予測はなぜ難しいのか。

(2023/4/24)

クラウド割引プランは無駄の極み――専門家が断言の訳

クラウドサービスを有効活用するには、クラウドサービスの“落とし穴”を理解する必要がある。専門家の話を基に、クラウドサービスの契約時に考慮すべきことを説明する。

(2023/3/14)

「クラウドが止まったら会社も止まった」を全力で回避する“3つの対処法”

クラウドサービスの障害によるビジネスへの影響を最小限に抑えるために、企業ができることは何なのか。主要な3つのポイントを解説しよう。

(2022/9/1)

クラウドコストはなぜ高くなる? 「契約」に潜む落とし穴

クラウドストレージの利用料金が想定以上になってしまう場合がある。そうした事態はなぜ発生してしまうのか。クラウドサービスの契約に特有の注意点を紹介する。

(2022/8/4)

ログ管理を「ログ収集」と混同していないか? クラウドログ管理の勘所

ログはシステムトラブルへの対処をスムーズにするための有力な手段だ。ただしログを収集することを目的化してはいけいない。クラウドサービスのユーザー企業がログ管理に取り組む際のベストプラクティスを示す。

(2022/4/18)

企業がクラウドに移行した方がよい5つの業務

セキュリティやトータルコストの面では、いまだ多くの企業が懸念を持っているクラウドサービスだが、利便性や初期コストなどさまざまなメリットを考えれば、企業がクラウドサービスを利用しない手はない。

(2013/9/17)

クラウドストレージの5つのベストプラクティス

クラウドストレージへの移行の効果を最大限に高めるのに役立つベストプラクティスを5つ紹介する。

(2010/5/19)

「クラウドストレージ」の主な用途と代表的なサービス

 クラウドベンダーは、仮想化して集約(プール化)したストレージをクラウドストレージとして提供する。クラウドストレージは、ユーザー企業がストレージを利用するための管理コンソールを備える。ストレージ容量は瞬時に拡張・縮小できる。

 ユーザー企業がクラウドストレージに転送したデータの保存先は、クラウドベンダーのストレージプールだ。このストレージプールは、クラウドベンダーのデータセンター内にある複数のストレージシステムで構成される。これらのストレージシステムは、一般的にはクラウドベンダーが運用する複数のデータセンターに分散している。

 クラウドストレージでは、ストレージシステムを運用管理するのはクラウドサービスベンダーの役割だ。ユーザー企業は、クラウドストレージをオンデマンドで利用でき、自社でストレージシステムの購入や管理、運用をする必要がなくなる。

 ユーザー企業は公共料金の支払いと同じように、ストレージの使用量に応じて料金を支払う。データへのアクセスの頻度やクラウドベンダーのデータセンター外に転送するデータ量に応じて、追加の利用料金がかかる場合がある。

代表的なクラウドストレージベンダーは

 主要なクラウドストレージは以下の通りだ。

  • Amazon Web Service(AWS)
    • Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)
    • Amazon Glacier
      • アーカイブデータの保管やコールドストレージの用途に適する「Amazon S3 Glacier」など、複数のストレージクラス(ストレージ仕様)がある。
  • Google
    • Cloud Storage
      • アクセス頻度の低いデータの保管に適する「Nearline」など、複数のストレージクラスがある。
  • Microsoft
    • Azure Blob Storage
      • アーカイブデータの保管向けとして、別途「Azure Archive Storage」がある。