トレンドマイクロとNECは、隔離端末間の感染防止やネットワーク接続前の端末隔離を可能にする検疫システムを2010年上期に製品化する。
従来の検疫方式に比べて導入のハードルを低くするNACアプライアンスのラインアップを一新。併せて検疫から治療までを1台でこなすオールインワン型のアプライアンスも新投入する。
ヤマハとトレンドマイクロが中小企業向けIT分野で協業。SOHOルータとウイルス対策製品を連携させ、セキュリティ状態をチェックしてポリシー違反のPCのWebアクセスを制限する仕組みを提供する。
日本版SOX法などの言葉と前後して聞かれるようになった「検疫ネットワーク」。外部から企業ネットワークに持ち込まれるPCに対し、認証だけでなくセキュリティチェックを行い、問題がある場合は「治療」も行うシステムだ。今回から連続で、検疫ネットワークの再入門と、対策製品およびソリューションを検証していく。
クラウドの台頭によるサーバ統合の波で、検疫システムにもセンター集約型を求める声が高まっている。端末にエージェントを導入したくないという現場ニーズに応えつつ、集約型を実現する検疫システムとは何か。
多くの中堅・中小企業が必要性を認めつつもハードルが高いものとみていた検疫ネットワーク。ネットワーク構成の変更や機器の追加なしに、ウイルス対策の延長として簡単に実現できるとしたらどうだろうか?
クライアントPCが社内ネットワークにアクセスする際に、企業で規定したセキュリティポリシーの遵守状況をチェックし、ウイルスに感染していない、セキュリティホールのないPCを社内ネットワークに接続させる仕組みが「検疫ネットワーク」です。今回は、この検疫ネットワークの規格や機能について解説します。
Windows Server 2008とWindows Vistaに組み込まれているNAPでは、カスタマイズされたポリシーを作り、ネットワークのセキュリティ状態をチェックすることができる。
本特集では、検疫ネットワークの課題から導入ポイントを導き出した。では「本来のNAC」を実現するにはどのような機能が有効なのか。端末のネットワーク接続前と接続後、それぞれのフェーズでの機能要件をまとめた。
端末の検疫システムは、多くの企業に求められているにもかかわらず、導入自体はあまり進んでいない。普及しない理由とそこから考えられる正しい導入のアプローチを探る。
コンプライアンスとポリシー適用のためにネットワークアクセスコントロール製品の導入を検討している企業のために、効果的な4段階の導入プロセスを紹介する。
企業がパートナーやベンダーに対してセキュアなアクセスを実現するための最善のアプローチを選択する方法とソリューション導入のベストプラクティスを5つのシナリオで紹介する。