ノキア、ブランチオフィスや小規模企業向けに「Nokia IP290」を発売NEWS

次世代型UTMを実現する、IPセキュリティ・アプライアンス製品

2007年07月10日 19時44分 公開
[TechTarget]

 ノキア・ジャパンは7月10日、同社の提供するIPセキュリティ・シリーズのブランチオフィス・小規模企業向け新製品「Nokia IP290(以下、IP290)」を7月中旬より販売すると発表した。本製品は、次世代型統合脅威管理(UTM)を実現するIPセキュリティアプライアンス製品。Check Point社のUTMソリューション「CheckPoint VPN-1 UTM」をプリインストールし、大規模企業向けの上位モデルと変わらないネットワーク機能・管理機能を提供する。

 1000BASE-T(RJ45)6ポートを標準装備しながら1/2ラック幅、1ラック高のボディサイズにまとめられており、ブランチオフィスや小規模企業のセキュリティニーズに応えるプラットフォームとなっている。また、1ラック高にIP290を2台導入可能なデュアルシェルモデルを利用することで、物理的にコンパクトなままハイアベイラビリティ(HA)構成も可能。HA構成時でもCheckPoint VPN-1 UTMをシングルソフトウェアライセンスのみでVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol:仮想ルータ冗長プロトコル)環境の構築ができるため、コストの問題で見送られがちな二重化構成を実現しやすいモデルとなっている。

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