最大1.3Gbps 、ギガビットWi-Fiの多大なメリットといまだに残る疑問802.11acへの移行は慌てずじっくりと

近く標準として承認されるIEEE 802.11ac。そのスループット速度は企業のシステム活用に多大なメリットもたらすが、セキュリティリスクにはどのように対応すればよいのだろう?

2013年04月09日 08時00分 公開
[Brad Casey,TechTarget]

"ギガビットWi-Fi"がもたらす多大なメリットとリスク

 ここ数カ月の間、近く標準として承認されるIEEE 802.11ac規格関連のニュースが相次いでいる。IT業界の多くの人が、802.11ac("ギガビットWi-Fi"とも呼ばれる)のスループット速度がもたらす、無限にも思える可能性に大きな期待を寄せている。

 802.11acのデータ伝送速度は、使用される空間ストリームの数に左右されるが、理論上は最大1.3Gbpsに達すると報告されている。IEEE 802.11nの最大スループット速度が450Mbpsであることを考えれば、帯域を食うと思われてきたアプリケーションに802.11acがもたらす効果はよく分かる。

 だが、こうした無線技術の進化について、「話がうま過ぎるのではないか」と思う人もいるかもしれない。期待は高まる一方だが、疑問も残る。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news066.jpg

トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...

news043.jpg

AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。