中堅・中小企業の多くは、クラウドを使ったデータ保護にさまざまな懸念を寄せている。だが、データ損失やダウンタイムなどを機に、クラウドバックアップを導入する企業もあるようだ。米国の調査リポートを紹介する。
中堅・中小企業(SMB)は、自社データの保護に対する関心を強めている。だが、ソリューションプロバイダー各社は、クラウドバックアップサービスについては積極的な販売アプローチを展開しておらず、代わりに、データ侵害やダウンタイム、データセキュリティに関する懸念などを顧客との会話のきっかけにしている。
これは、クラウドバックアッププロバイダーの米Intronisがコンサルティング会社の米The 2112 Groupと共同で最近実施した調査結果による。この調査「2013 State of Cloud Backup(2013年のクラウドバックアップの導入状況)」は、マネージドサービスプロバイダー(MSP)や付加価値再販業者(VAR)、システムインテグレーター(SIer)、ITソリューションベンダーなど、計350社を対象に行われた。
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