クラウドサービス導入を決めた「ひと声」、ベンダー調査で明らかに米ITベンダーなど350社に調査

中堅・中小企業の多くは、クラウドを使ったデータ保護にさまざまな懸念を寄せている。だが、データ損失やダウンタイムなどを機に、クラウドバックアップを導入する企業もあるようだ。米国の調査リポートを紹介する。

2014年01月23日 08時00分 公開
[Bianca Rawson,TechTarget]

 中堅・中小企業(SMB)は、自社データの保護に対する関心を強めている。だが、ソリューションプロバイダー各社は、クラウドバックアップサービスについては積極的な販売アプローチを展開しておらず、代わりに、データ侵害やダウンタイム、データセキュリティに関する懸念などを顧客との会話のきっかけにしている。

 これは、クラウドバックアッププロバイダーの米Intronisがコンサルティング会社の米The 2112 Groupと共同で最近実施した調査結果による。この調査「2013 State of Cloud Backup(2013年のクラウドバックアップの導入状況)」は、マネージドサービスプロバイダー(MSP)や付加価値再販業者(VAR)、システムインテグレーター(SIer)、ITソリューションベンダーなど、計350社を対象に行われた。

ITmedia マーケティング新着記事

news043.jpg

「消されるためにあるマッチングアプリ」が純愛小説を出版 どういう戦略?
真剣なパートナー探しを支援するマッチングアプリが、従来の路線を変更し、新たなマーケ...

news057.jpg

暑すぎる! 2023年の世界の年間平均気温「何度上昇したか」知っている人はどのくらい?――電通調査
電通は、日本におけるカーボンニュートラルに関する認知や関心の実情を把握し、浸透策を...

news125.jpg

楽天市場のマーケターが語る「脱リタゲ」とInstagram超活用
マーケティング戦略からAIとシグナルロスの時代の課題、Instagramの活用法まで、「楽天市...