第1回「【技術解説】仮想化特有の課題がある、VMware環境の“従来型”バックアップ」では、VMware環境のバックアップに物理環境と同様の方法を用いることで生じる課題について説明した。その課題とは下記の5つである。
これらの課題を解決するためには、VMware環境に特化したバックアップ方法や新しい技術を適用する必要がある。
1〜4は、「vStorage API for Data Protection(VADP)」と「重複排除」が課題解決の鍵になる。5についてはバックアップ製品に依存するところが大きいため、第4回の「【機能比較】VMware環境のバックアップ製品機能比較」で触れる。
単にVADPや重複排除に対応しているか否かを問うのであれば、現在リリースされている主要なバックアップ製品はほぼ対応しているといっても過言ではない。VADPや重複排除はバックアップ方法/技術の総称であり、製品によって実装されている機能は異なる。ある製品でできることが、他の製品でも同様にできるかどうかは調査する必要がある。VADPや重複排除の詳細な機能を理解し、それらを有効に使わないと、中/大規模の仮想環境のバックアップは効率化できない。
今回はVADPの機能に着目し、バックアップ製品選択のポイントを説明する。
連載インデックス「仮想環境のバックアップ製品 選定ポイント」
中小企業のDX支援へ「HubSpot CRM」と「Eight 企業向けプレミアム」が機能連携
名刺情報をコンタクト情報と同期させることでユーザー企業は社員が個別に蓄積してきた名...
「E-Waste」最新事情 国民一人当たりで最も多くの電子廃棄物を排出しているのは?
マーケターの頭の片隅を刺激するトピックをインフォグラフィックスで紹介。
「不祥事によって購入・利用意向が下がる」 回答者の6割以上――ネオマーケティング調査
20〜69歳の男女1000人に聞いた、広報のリスク管理に関する調査の結果です。