2012年05月21日 09時00分 UPDATE
特集/連載

仮想化環境用バックアップツールを比較検討する(後編)比較表で解説! 仮想化バックアップツールの特徴と価格体系の違い

DR戦略の一環として導入が進む仮想化環境のバックアップツール。6つの主要なサードパーティー製品について、その導入検討に役立つ特徴やシステム要件、価格体系などを一覧表にまとめてみた。

[David Davis,TechTarget]

 前編の「主要な仮想化バックアップツールを評価してみた」に続き、仮想化環境のバックアップツールの特徴や機能比較などを紹介する。まずは、前編で取り上げた「Acronis Backup & Recovery Virtual Edition」「EMC Avamar Backup & Dedupe」「PHD Virtual Backup」「Quest vRanger」以外にも検討すべき仮想化環境用バックアップツールを紹介しよう(関連記事:バックアップ/リカバリ体制の確立に必要なツールの条件とは?)。

vBackup

 仮想化バックアップ市場に新たに登場した製品に、米Thinwareの「vBackup」がある。いまだに従来の方法(VMware Consolidated Backup)を使用して、VMware vStorage VMFSから仮想マシンを転送しているが、他社が提供していない包括的なファイルシステムバックアップツールだ。他に上位のエディションもあり、近いうちにVMの転送にも最新の方法(VADP:VMwareのデータ保護API)が採用される予定だ。また、増分バックアップやファイルレベルのリストア、レプリケーションなどの高度な機能も備えている。

 小規模企業のThinwareは、最新・最先端の機能を提供することで、大手ベンダーと競おうとはしていない。vBackupの最大のウリは、最低限のコストでどこからでも仮想化バックアップを実行できることだ。

Veeam Backup & Replication

 「Veeam Backup & Replication」は、米Veeam Softwareが提供するWindowsアプリケーションで、物理サーバまたは仮想マシンにインストールする。イメージベースのバックアップ、ファイルレベルのリストア、重複排除、圧縮機能を標準で搭載している。

photo Veeam Backup & Replicationを使うと、VMが停止しても、数分のうちにVMを任意のホストで再起動できる

 Veeam Backup & Replicationには、物理サーバのバックアップ機能はないが、必要に応じてネットワーク共有のコピーをバックアップとして作成できる。Veeam Backup & Replicationと競合製品との最大の違いは、バックアップデータのオフサイトへのレプリケーション機能だ。この機能はオフサイトバックアップやディザスタリカバリ戦略に有効だ。

ITmedia マーケティング新着記事

news033.jpg

ブランドは信頼に値するか? 「イエス」は日本ではわずか38%――エデルマン・ジャパン調査
エデルマン・ジャパンは、世界8カ国、1万6000人を対象に実施した消費者意識調査の日本に...

news019.jpg

「ラグビーワールドカップ2019」がおじさんの心を動かす――CCC調査
「ラグビーワールドカップ2019」が日本で開催されたことで日本人のラグビー愛にどう変化...

news044.jpg

誰のためのBI? 本当の「アナリティクスの民主化」って? マイクロストラテジー・ジャパン社長に聞く
「エンタープライズBI+セルフサービスBI」を掲げるMicroStrategy。同社日本法人社長に話...