家庭用の無線LAN機器を企業で使うべきでない“ごく当然の理由”企業利用で求められる要件とは?

いつでもどこでもネットに接続できる手段として、無線LANに寄せられる期待は一段と高まっている。企業として導入する際には、押さえておくべき前提がある。投資を無駄にしないための基礎をおさらいしよう。

2014年10月02日 12時00分 公開
[松下康之]

 スマートフォンやタブレットの普及やクラウド活用が進んだ結果として、企業内のクライアント向けネットワーク環境を無線に切り替える企業が増えている。IDC Japanの「国内企業向け無線LAN機器市場の2013年の実績と予測」によれば、国内企業向け無線LAN機器市場は、前年比24.3%増という高い成長率を示している。

 固定された端末同士を接続する有線LANの場合とは異なり、無線LAN導入の際に注意すべきポイントは多数ある。もちろん、家庭内で無線LANを使い慣れているという人は少なくないだろう。だが、むしろ家庭で当たり前のように慣れ親しんでいる無線LANだからこそ、いざ企業内で利用するとなったときに、予期せぬ問題が起こることがある。

企業用無線LANは家庭用無線LANと違う

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