無数のiPhoneユーザーを満足させる鉄板の無線LANは存在するのか?ある大学の悪戦苦闘

iPhone、iPadに加えてノートPCやセンサーなど大学では無線LANに接続する無数のデバイスが存在する。過剰な制御を掛けることなく、ネットワークのパフォーマンスを維持し、セキュリティを保護するにはどうすればいいのか。

2014年05月08日 08時00分 公開
[Jessica Scarpati,TechTarget]

関連キーワード

iPhone | Wi-Fi | iPad | ギガビット無線LAN | IEEE 802.11ac


 「BYOD(私物端末の業務利用)」という言葉を耳にして一般的に思い浮かぶのは、スーツ姿のビジネスマンが個人用の「iPad」でプレゼンをしているシーンや、ソーシャルメディアの達人たちが、企業用のTwitterアカウントを私物スマートフォンで頻繁に使っている場面だろう。

 そのようなBYOD先駆者を支えるための無線ネットワークを設計する試みは、ネットワークのセキュリティや容量計画などの問題に通じるものがある。

 米イリノイ州エバンストンにあるノースウェスタン大学のネットワークトランスポートマネジャー、ジュリアン・コウ氏は、従来の無線ネットワークとは全く異なり、よりオープンなBYODを可能にする無線ネットワークの設計に取り組んでいる。同氏の目標は、もっとユーザーの目的に沿ったもの、そして、さらに複雑なユースケースにも対応する、創造的な無線ネットワークの方法を見つけることだ。

Google Glassが利用する無線ネットワークの構築

ITmedia マーケティング新着記事

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...

news077.jpg

「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...