PHSが意外に人気? ユニファイドコミュニケーションの普及が進まない理由とはガートナーが予測(1/2 ページ)

多くのベンダーがコミュニケーションを促進するためさまざまな製品を提供しているUC市場。だが、意外に普及が進んでいない。ガートナーにその理由と今後の展望を聞いた。

2015年06月29日 08時00分 公開
[藤本京子]
時代とともにコミュニケーション手段は大きく変化してきた。その中で生まれたUCだが、市場の伸びは必ずしも芳しくないようだ(出典:ガートナーの資料を基に編集部で作成)《クリックで拡大》

 米IT調査会社Gartnerの定義するユニファイドコミュニケーション(UC)システムは、メールやインスタントメッセージ(IM)、音声/映像通信、会議システムのようなさまざまな機能を持つ総合製品のことを指す。

 多くのベンダーがこの市場で多種多様の製品を提供しているが、市場は爆発的な伸びを示していないとガートナージャパン リサーチ部門 ITインフラストラクチャ&セキュリティ リサーチディレクターの池田武史氏は解説する。

なぜUC市場が“低空飛行”を続けているのか

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...