ハイブリッドクラウド環境ではここに注目、サーバ/ハイパーバイザーの選び方理想的なクラウド基盤を構築する方法【第2回】(1/2 ページ)

プライベートクラウドを構成するサーバ、ハイパーバイザー、クラウドOSの選択基準とは。将来的にハイブリッドクラウドを実現することを視野に、意識すべきポイントをまとめた。4つの主要クラウドOSについても比較。

2015年09月30日 10時00分 公開
[藤澤好民伊藤忠テクノソリューションズ]

 第1回「ビジネス部門から見た、理想的なクラウドの要件とは?」では、既存のIT基盤をなぜクラウド化する必要があるのかと、真に理想的なクラウド基盤がどのようなものであるかを説明した。

 第2回では、ハイブリッドクラウドを実現する上で、プライベートクラウドの基盤となるサーバ、ハイパーバイザー、クラウドOSについて、どのような検討が必要か、どのような判断基準を設けるべきかなど、基盤選定に影響を与える幾つかの要素をひも解き、留意点を考察する。

 既存のオンプレミス環境でもクラウド環境でも、その基盤でWindowsやLinuxなどのOSが稼働し、その上でアプリケーションが使用される状態であることに変わりはない。では、ハイブリッドクラウドを実現する前提で、プライベートクラウド基盤を構成する際に、あらかじめ何を考慮しておかなければならないのかを見ていく。

サーバの選定は本当に必要か?

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