企業にとってモバイルセキュリティの弱点の1つはユーザーだ。2016年8月に判明した「iOS」の脆弱性はそれを如実に表すものだった。
2016年8月、Appleは「iOS」に重大な脆弱(ぜいじゃく)性があることを発見し、すぐにこの問題を修正するための「iOS 9.3.5」をリリースした。攻撃者がこの脆弱性を悪用してメールでリンクを送り付け、受け取ったユーザーがそのリンクをクリックするとマルウェアが端末にインストールされてしまう。
この欠陥は、企業のモバイルセキュリティにおいてエンドユーザーが大きな脅威になることを示している。エンドユーザーにモバイル端末の安全性確保を教育することが肝要だと専門家は話す。「電子メールのフィッシングなど『ソーシャル偽装』の形で仕掛けられる攻撃が多い」と話すのは、AppleリセラーのTSPの創業者でCTO(最高技術責任者)のマイケル・オー氏だ。
「無頓着なユーザーは最大の脅威だ。企業のIT部門は、iOSやAppleの『Mac』も安全とは限らないことをエンドユーザーに教育しなければならない」(オー氏)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...