検知できないマルウェアを見つける5つの方法アンチウイルスソフトウェアは役に立たない

アンチウイルスソフトウェアは、容易にバイパスされてしまう。マルウェアを検知するためには、それ以外の手段を講じる必要がある。

2016年10月21日 08時00分 公開
[Adrian DavisComputer Weekly]

 サイバーセキュリティの分野で、マルウェアはこのところ最優先課題の1つとなっている。セキュリティ企業の(ISC)2が実施した調査「2015 Global Information Security Workforce Study」(グローバルな情報セキュリティに特化した調査2015年版)では、これを重大な脅威として挙げた回答者が71%にも上った。

 今のところ、この傾向は収まる気配が全くない。特に昨今のマルウェアは、動作がますます洗練されて検出が困難になっている。

 つまりセキュリティの現実として、通り一遍のアプローチでは太刀打ちできなくなった。昨今のサイバー攻撃からシステムを守るには、多面的なアプローチを取る必要がある。1つの対策を実行すれば万全だと安心するわなにはまらないようにすることだ。

 アンチウイルスソフトウェアは、容易にバイパスされてしまう。つまりわれわれは、徹底的な防御とモニタリングの戦略を打ち出さなければならない。

 そこで、捕捉の難しいマルウェアに対抗して自社システムを守るのに役立つステップを以下に挙げる。




続きを読むには、[続きを読む]ボタンを押して
会員登録あるいはログインしてください。






ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...