HDDなどへファイルを書き込まないファイルレスマルウェアは、ドライブをスキャンするタイプのウイルス対策ソフトでは検知できない。この脅威に対処する方法はあるのだろうか。
セキュリティの専門家でもほとんど気付かない悪意のあるソフトウェアを想像してみてほしい。不意打ちを食らうのは実に怖い。こうした脅威は、ファイルレスマルウェアとして知られている。「ファイルレス」と呼ばれているのは、このマルウェアが完全にメモリ内で実行され、ストレージ機器にほとんど形跡を残さないよう設計されているためだ。
このマルウェアはメモリ内にいるときはファイルレスだが、システムに攻撃の起点を作るためには依然ファイルを必要とする。ファイルレスマルウェアは他のほとんどのマルウェアと同様に、悪意のある添付ファイルやセキュリティ侵害を受けたWebサイトを介してPCに感染する。ペイロードはストレージに書き込まれず、メモリ内で直接実行される。ウイルス対策プログラムが調べるファイルはストレージに存在しない。
続きを読むには、[続きを読む]ボタンを押して
会員登録あるいはログインしてください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...