ITの専門家とユーザーは「Windows 10」のパフォーマンスに関する問題について一様に話し合っている。だが、ここで取り上げるトップ5の問題は、回避可能な最悪の事態として抜きん出ている。
Windows 10のWi-Fi接続に関する問題は、企業の生産性の妨げとなっている。接続障害には主に2つ原因があり、それらに対して数多くの解決方法がある。
Windows 7/8からWindows 10へアップグレードをしたユーザーの多くがWi-Fi接続の問題に直面している。この場合の犯人は旧バージョンで使用されてきた仮想プライベートネットワーク(VPN)クライアントだ。VPNクライアントはWi-Fi接続をオフセットする特定のレジストリキーを持っている。ただしこのレジストリへアクセスし、手を加えることはリスクを伴う。一回の操作ミスで、コンピュータは機能停止に陥ってしまう。レジストリを編集するというリスクを排除し、Wi-Fi接続の問題を解決できるよう、MicrosoftはWindows Update トラブルシューティング ツールと呼ばれる自動トラブルシューティングユーティリティーをリリースしている。
デバイスドライバはWindows 10のWi-Fi接続に関する問題を引き起こしている、もう1つの犯人だ。デバイスドライバが旧OSから使用されてきたものであれば、Wi-Fiアダプターを誤認する場合や、Windows 10とは互換性がない場合もある。癖のあるドライバを取り扱う最善の策は、まずはそのドライバの状態を確認することだ。ネットワーク名がハードウェアと一致していない場合は、いったんそのドライバをアンインストールし、ドライバを再設定する。
それでも問題が解決しない場合は、ネットワークのトラブルシューティングツールを実行する。管理者はそのツールを利用してネットワークのあらゆる問題点を探し、特定することができる。もし特定のプログラム、バグまたはハードウェアが原因でWi-Fi接続ができない場合は、ネットワークのトラブルシューティングツールを実行することにより、その問題を見つけることができるはずである。
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