「Windowsサンドボックス」を理解する【後編】
Windows 10の新機能「Windowsサンドボックス」を使うには?
Windows 10の新たな機能「Windowsサンドボックス」は、どうすれば利用できるのか。その方法を説明する。
前編「Windows 10新機能「Windowsサンドボックス」とは 怪しいアプリも安全にテスト」では、「Windows 10」でアプリケーションをテストするためのサンドボックス機能「Windows Sandbox」(Windowsサンドボックス)の主要機能と、動作の仕組みを紹介した。後編では、実際にWindowsサンドボックスを利用する方法を中心に解説する。
Windowsサンドボックスを使用するには
Windowsサンドボックスはビジネス向けの「Windows 10 Pro」および「Windows 10 Enterprise」で利用できる機能だ。Microsoftが2018年12月20日にリリースした「Windows 10 Insider Previewビルド18305」以降のビルドに搭載されている。ユーザーが仮想デスクトップイメージをダウンロードしたり、専用OSをインストールしたりする必要はない。Windowsサンドボックスは、アプリケーションを実行するのに必要な全ての要素を含む。
管理者はWindowsサンドボックスを実行するために、ホストマシンのBIOS(Basic Input/Output System)で、仮想化を有効にしなければならない。もしWindows 10をVMで実行している場合、管理者はVMの中にさらにVMを構成できる「ネストされた仮想化」を有効にする必要がある。次にWindowsの機能設定で、Windowsサンドボックスを有効にする。
これでユーザーは、他のアプリケーションと同じように、スタートメニューからWindowsサンドボックスを起動できるようになる。最初に起動した際は、画面に表示される「ユーザーアカウント制御」を承認し、Windowsサンドボックスがデバイスに変更を加えることを許可しなければならない。これでWindowsサンドボックスを使える状態になる。
アプリケーションを実行するためには、ユーザーが実行可能ファイルをメインデスクトップから、Windowsサンドボックスのウィンドウにコピー&ペーストするだけで済む。以後はそのアプリケーションを、ホストOSで稼働するアプリケーションと同じように使用できる。ユーザーはサンドボックスの中から、メインデスクトップのファイルにアクセスすることもできる。
Windowsサンドボックスの機能は継続的に改善
MicrosoftはWindows 10 Insider PreviewビルドごとにWindowsサンドボックスを向上させている。例えば設定ファイルの利用が可能になり、アプリケーションやスクリプトを自動的に起動することが可能になった。ノートPCのバッテリー状態をモニターして、バッテリー消費を最適化することもできる。
Windowsサンドボックスが正式リリースされた段階で、どれほど幅広い組織に普及するかは分からない。それはWindowsサンドボックスの機能をどれだけ詳細に管理できるかに左右されるだろう。
直接Windows 10に組み込まれていることや、全体的なシンプル性を考えれば、Windowsサンドボックスは特に技術通のユーザーやアプリケーション開発者にとって、価値のあるツールになる可能性がある。
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「Windowsサンドボックス」を理解する
Windows 10に新たに加わった「Windowsサンドボックス」とは、どのような機能なのだろうか。どうすれば利用できるのか。簡潔に紹介する。
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