Windows 10をHDDでも“爆速”で起動できる「コンパクトOS」のすすめ知っておくと便利なOSファイル圧縮機能

「Windows 10」をHDDから起動するPCがあるなら、ディスク容量を圧縮する機能「コンパクトOS」を使うと、OSの起動が高速になる。

2019年04月22日 05時00分 公開
[Ed TittelTechTarget]
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 HDDから起動する「Windows 10」を実行したり管理したりする場合、知っておくとためになるのが「コンパクトOS」というOSファイル圧縮機能だ。これを使うと、従来型のHDDからのWindows 10の起動が高速になる。ただしSSDからWindows 10を起動するPCは、デフォルトでこの機能が無効になっている。

 OSファイルを圧縮すれば読み込むデータの量は減るが、ファイルを使用する前に解凍しなければならず、CPUに負荷がかかる。HDDはファイルの読み込み速度が遅いため、データ量を減らして読み込み時間を短縮すれば、解凍時のパフォーマンス低下を十分に相殺できる。

 これに対してSSDは読み込みが高速なため、データ量を減らしても効果が薄く、圧縮しない場合と比べて総合的なパフォーマンスはかえって少し低下する。それでもSSDの容量が少ない場合や、eMMC(組み込み用途向けNAND型フラッシュメモリ)のように比較的読み込みの遅いフラッシュストレージを使用する場合には、記憶領域を解放し、パフォーマンスをあまり低下させないこのコンパクトOS機能は有効だと考えられる。

コンパクトOSの有効・無効を確認する方法

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